tabiyuki

忘れないように旅の記録をつけてます(古い思い出し記録も多い)

ロードバイク趣味の話③輪行その1

輪行に慣れよう!!の巻

輪行とは自転車を畳んで袋に入れて電車などの乗物に乗ることである。これができると良いことがいっぱいある。
船に乗せられるから島にも行けるし、飛行機にも乗せられる(これはやったことない)。あと単純に、良い景色に辿り着くまでの普通の市街地を走ったりするあんまおもしろくない時間をショートカットできる。帰りだけ輪行にすると、行きでへろへろになっても安心!メリットしかない。
ただ慣れるまではロードバイクを分解して袋に入れる➡袋から出して組み立てる、これがちょっとビビってしまう。特に組み立ての方は、なんか間違えて乗れなかったらどうしよ!となるんだけど、まあほんと慣れ。

輪行八丈島だった。
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そこからまただいぶ時間が開いてしまって、次の輪行八丈島と同じメンツのあとり氏id:aatoriiと姉で南房総

2017.9.2(土)

自宅から駅まで遠いので、まずは自走で駅まで。駅でバラして袋に詰めるミッションをこなす。ここまでは順調で、20分くらいバラし時間を見ておけば大丈夫な感じ。
電車は房総方面へ行く特急わかしおの最後列座席を取っておいた。自転車は座席の後ろに置こうと思ってたけど、入らなくてデッキにワイヤー鍵で繋いだかな、確か。あとり氏とはこの特急で合流。
千倉駅に着いたら最初のハードル、組み立てである。
私のロードバイクはタイヤ幅が23mmなので、ブレーキが引っかかることもなくスムーズ。姉のタイヤ幅は25mmなので、上手くやらないとブレーキシューがホイールのリムに当たっちゃって常時ブレーキかかった状態になってしまったりするのでやや大変。
近年はリムブレーキじゃなくてディスクブレーキなので、こういうことも無いんだろうなぁ。タイヤ幅も太い方が主流と聞いた。私がロードバイク買った頃は23mmのタイヤが主流だったから、自転車業界もファッションと同じで流行りがいったりきたりするんだねえ。

無事組立てて出発!泊まりの荷物を背負ってるので背中が重い&暑いががんばれ!
ひとまず今日の宿へ行き荷物だけ置かせてもらって、身軽になったら再び出発。GO GO!
千倉の漁港に出て、そこからひたすら海沿いを走るんだけど、九十九里と違ってちゃんと海の見える海岸線で嬉しい!

結構がんばって走った先のごほうびランチは、白浜にある廃校を利用したシラハマ校舎のレストランバルデルマル

元家庭科室なんだったかな?すごく好きな雰囲気。

場所がらリーズナブルで、ごはんもおいしかったし秋の味覚山盛りのパフェも、ほんとにその値段?!て安さだった……せっせと自転車漕いだ後のおいしい食べ物はもう最高なのよ。


夜もおいしそうなんだよなーと思いながら来れていない。シラハマ校舎は泊まることもできるので、泊まりなら夜食べるのよさそう。
私たちが行った頃はシラハマ校舎自体まだ駆け出しというか、そういう感じで、今は無印の「小屋」とか販売して使ってる人もいるのかな?結構様子が変わってそう。


食後は房総フラワーラインを走って、アロハガーデンたてやままで行って、ここらで引き返すことにした。その先まで行くのはちょっとしんどいくらい結構走った!
アロハガーデンたてやまのそばに、昔よく家族旅行で泊まってたホテルがあって懐かしい気持ちになる。小学生の頃の夏休みの旅行といえば館山だったのだ。近くて親も楽だったのかな笑

まだ夏みたい。


宿のある千倉まで帰ってくると向かい風がすごくて、ヒィーってなったけどなんとか帰還!
本日の宿はこちら➡銀鱗荘ことぶき
宿のオーナーが自転車は倉庫に快く置かせてくれてありがたかったー!泊まりの時の保管がロードバイクの悩みなので…。オーナーはロードバイクに興味津々で色々お話ししたけど、倉庫には筋トレグッズがたくさん置いてあったからアクティブな方なんだろうな。

この宿は室内にマッサージ椅子が置いてある部屋があるので、そこにした気がする!なにしろみんな肉体疲労がすごかろうと思って。

そして夕飯!
この宿に決めたのはお寿司が夕飯に出てくるからでした。そしたらお寿司の前にもお刺し身とかマグロのカマとかめーーーっちゃ出てくる!

いかん、お寿司を前にお腹がかなりいっぱいだぞ…?というところでお寿司登場ー!!!9貫あるわよ……???

おいしかったからもう限界と戦いながら完食。運動たっぷりしたから許されるはず。体重は増えてた当然。いいんだ、旅ではおいしいものを食べるんだ!!

食後は屋上にあるハンモックに寝てみたりして楽しかった。今は屋上には貸切露天風呂があるらしい!またこっちの方に泊まりでサイクリング来るなら泊まってみたいな。


2017.9.3(日)

今日は千倉から鴨川まで。ほんとは鵜原理想郷とか行きたかったんだけど、さすがに遠いしアップダウンが結構きつい気がしたので、無理せずのんびりライド。
千倉から館山よりはややアップダウンが多くてきつめな気がする。でもまあ千葉県なのでたかが知れてるのですよ。ありがたいね。

途中にあった仁右衛門島
船で渡れるんだけど、今回は眺めただけ。この島何があるんだろう。


遅めのランチは鴨川のearth tree cafe
アジア系料理のカフェで雰囲気よかったし美味しかった!今は少し場所が変わって、建物も変わったようです。


鴨川の海岸にも寄って愛車撮影。
うーん!いい波!!


あとは鴨川駅からまた特急わかしおで帰るので、ロードバイクのバラしです。もう慣れたものになってきたね!
問題はずっと自転車漕いできたので汗だくの服です。こんな姿で特急には乗れないので、ぬかりなく用意していたワンピースに着替えて、さっぱりして帰ります!
帰り道ってほんと疲れてるので、特急で帰れるのはめちゃくちゃありがたい。輪行って素晴らしい!!
あとりさんは遠くからありがとう!またたまにはチャリ旅したいものです。

地元駅からはまた組み立てて自走で帰ったので、経験値が上がれば上がるだけ輪行は楽になるってわかります。当たり前です。
そう言いながら、その後またしばらく輪行しなかったどころかロードバイクにあんまり乗らない期間があったので、結局次回の輪行ではまた産まれたての子鹿のようにヨタヨタ作業することになりました😌

輪行話はもうひとつくらい書く予定。
他のロードバイク話↓↓

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蓼科

2月に箱根で雪山修行(不慮の事態)をしたあまねさんと、5月末にまた箱根行こーぜ!となってたのが蓼科に化けて、今度は地上13mの樹上アスレチックで体幹修行をした旅である。
ちなみに予定通り箱根に行ってたらイツメンのあそり両名(id:aatorii)(id:aso414)も箱根旅行していたため、劇的な再会ができたかもなので、それはそれでおもしろそうだった。

雪山修行の箱根はこちら
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2023.5.27(土)

THE FIRST SLAM DUNKを3月にふらっと観て以来すっかりSLAM DUNKのことで頭がいっぱいな私、ちょうどこの頃山王工業の6番、沢北がいなければどこでもエースを張れる男こと松本稔の遅効性の魅力がバジバシ効いてきている時だった。
ゆえに、新宿発の特急あずさ『松本行き』だけでテンションを上げる。これは幸先の良い旅の始まりですよ。


2時間ほどで茅野駅に着くと、思ったより暑い。半袖でちょうど良い。
前回箱根で降水確率30%だから傘持ってかなかったらものすごい雪に降られたので、今回はちゃんと傘を携帯。
そうすると晴れるんだなーーー曇予報だったけど結構晴れだよ!嬉しいね!傘は常に持っていくといいね。

レンタカーではうたプリの最近出たアルバムを流してもらい、あーだこーだ考察したり楽しんだり。車がいいのはオタク音楽流せることですね。
長野は首都圏から1ヶ月気候が遅いくらいの感じで、1年の中でもっとも好きなGW頃の世界。まだ柔らかい黄緑の新緑がきれいで風も爽やかで、窓開けて運転するのが気持ち良すぎるー!


お昼は蓼科湖畔のキャンプ施設のカフェ。
TINY GARDEN 蓼科
店内もおしゃれでよかったけどとにかく気候が良くて気持ち良いから外席。
キーマカレー食べたけど、好きな味だった!


食後は夕飯の店を決めたりしつつ、太陽が元気なうちにバラクラ イングリッシュ ガーデンへ。
5月の庭が最も好きなので、期待どおりの景色で嬉しい!

芍薬やバラはまだこれからで、それが咲いたら素敵だろうなと思いつつ、大好きなアリウムやオオデマリがポンポン咲いててかわいい☺️

ピンクのオオデマリジェミニっていうの初めて見た!かわいい!!

好きな色の花がいっぱい。



これはあまねさんが「吊るされた金魚みたい」って言ってたケマンソウGoogle Lensした)。ポニョの妹とも言ってた。

明るくぼやけてかすむ草花とか、晴天と新緑とか、たまらない。晴れててよかった。

倶利伽羅くんと相棒のそうざくん。
木漏れ日のベンチにて。


庭をひととおり見てからはお買い物。
あんまり売ってない植木が色々あってテンション上がってしまう。(私は植えない……苗だけ買ってきてよろしくお頼み申すしてるダメ奴)

ずっと欲しかったアストランチアの苗を買いましたよ。


これを買い物カゴに入れてたら店の方に「アストランチア!いいですね〜!!」と、お目が高い的なことを言ってもらい、会計時には別の店員さんに「これを買うと言うことは……相当好きですね?(庭とか花が)」とニヤリされ、私は買うだけで植えるのは人任せなのです!などと言えるわけも無く、ワハハ、アストランチア好きなんですよ〜と返すのが精一杯であった。嘘は付いてない、嘘は……。

欲しかったオルラヤもあったけど、株が大きくて電車で持って帰るのしんどいなと断念。他にも欲しいの色々あったからまた来たいな〜。
あと最近はまっている深津(山王工業高校バスケットボール部キャプテンで高校日本一のPG)が育てそうな花探しをして遊んでいた。当然すべて妄想である。
これ1番深津ぽかった。よかった。希少種のベゴニアだと帰ってからGoogle Lensしてわかった。


そんな感じでガーデンを満喫して一旦ホテルへチェックイン。
東急ハーヴェストクラブ蓼科 本館
フロントの大きな窓から山の景色が広がっていてすごく眺めが良い!お部屋からも同じ眺望が望める。使い心地もよくていいお部屋だったな〜。
夕飯までに時間があるから東急王国内のハイキングコースをせっせと登り、かなり急勾配だったため涼しいのに大汗かいてた私!笑
その間延々と二次創作の取り組み方?とかそういう話してた。帰り道では流川くんの話してた。

日暮れのハイキングコースでエモーショナルな大倶利伽羅くんを撮影。


夕飯へは車で出たんだけど、少し時間があったのでまた蓼科湖へ。昼は湖畔を散歩したりしなかったので。19:20頃で日は沈んでたけどまだ薄明るい。
水際まで近づいてみたら、なんて美しい世界なんでしょう。鏡面反射があまりにもきれいだった。

対岸には焚火が見えて、薄っすら音楽が聴こえる。どれをとっても自分が好きな空間で、あーなんていい時期に蓼科に来たんだろ、と5月に感謝してしまった。


夕飯の予約があるので蓼科湖で長居するわけにも行かず、昼に慌てて予約したイタリアンに予定通り到着。
今回の旅はGWでも無いしなと思ってごはん関係をどこも予約せずに来ていたら、案外ホテルのレストランも予約でいっぱいでちょっと焦った。


the Switchback TATESHiNA


自家製シャルキュトリーもトマトとモツァレラの窯焼きもピザも鶏の窯焼きもみんなおいしかった!良いお店に出会えてうれし~!
メニューの後ろには八ヶ岳の色んな登山紹介が手書きで書かれていて、「かっこいい岩が~」とかやたら岩をかっこいいと表現していて、これが登山家の表現なのか…!?と興味深く拝見。かっこいい岩、いいね。


満腹でホテルに帰り、いつも長風呂な我らは風呂でずっとChat GPTについて話していた。
就寝前に、勤勉にちゃんとお絵描きもした。えらいぞ!


2023.5.28(日)

ホテルのある東急王国内に一度やってみたかった樹上アスレチックフォレストアドベンチャーがあることに気付き、昨日の夜予約を入れていた。
あまねさんはアクティブ勢ではなく、どちらかと言うと高原の風にワンピースを揺らしてるのが似合う人なのだが、私と旅に出ると度々アクティビティさせられている……いつもありがとう🙏
どうしてもジップスライド(ワイヤーにぶら下がってシャーッて行くやつ)がやりたい私に、こんな機会が無いと一生やらなそうだから…と付き合ってくれたあまねさん、本当にいつもありがとう!!

朝ごはんは東急王国内のパン屋さんカフェでパパッと食べていざフォレストアドベンチャーへ!
まず、服装で引っかかる。
2人ともデニムにスニーカーだったから行けるだろうと思ってたけどトップスがきれいめだったので、「背中まで汚れるよ、大丈夫?」と言われ、アカンかも……となり、ジャージを貸してもらうことに。
場所によっては服のレンタルもあるんたけど蓼科は無いらしくて、完全ご厚意で貸して頂く。すみませんほんと……
ハーネス装着してもらい、ワイヤーとプーリーの説明と簡単な実践を経ていざ樹上へ!

伝わらない写真だがこんな感じ。

全部の場所にこのワイヤーが張ってあり、そこと自分のハーネスをプーリーで繋げて命綱してる。

結論から言うと、これは自重と体幹・筋肉の無さとの戦いである!
高所恐怖症ではないのもあるけど、樹上の高さとか不安定さは恐怖心にはあまり繋がらない。最初の一歩こそちょっとビビるけど、その後はこの足場の場合どうやって進むのが1番効率的か?とか身体の動かし方の思案ととにかくバランス崩さずに進むこと、そのあたりがメインになり筋肉と頭を使う。

この足輪が一番きつかったですね…
足輪に足入れるのが難しくて、最後の方にあったからロープ持ってる手が疲労でもう保たなくて落ちるかと思った😂
動画の切り取りだから画質わるる

4コースを順に周るんだけど、コースの最後にはいつもジップスライドがご褒美のように用意されてて爽快に終われます!

途中にあったターザンも楽しかった!これが一番楽しかったかもー!!
アクティブ派じゃないあまねさんは多分バランス感覚とか体幹は全然あるんだと思うので、私の我儘アドベンチャーだったけど楽しんでくれてよかった!横浜とかにもあるのでまた行こー!と言ってジャージでバラエティ番組感あるセルフィーして💯
筋肉痛はその日の夜から2、3日は続き、普段痛くならない上部腹筋が痛くなり過ぎて、寝起きがきつかった笑


体幹と腹筋の弱さを痛感しつつ楽しくアスレチックした後は北八ヶ岳ロープウェイへ。
気温は23℃くらいあったので、チケット売場で上の気温を聞くと10℃くらいとのこと。慌てで上着を取りに車に戻って、いざ出発ー!

上に着いたらほんと寒い!あと風が強い。
とりあえず売店でカレーパンと蓼科高原牛乳という小学生みたいなお昼を食べ、軽装でも歩ける坪庭を散策。

ハイマツと岩の世界。

歩きながらサークル名の話とか、自分にとって原稿とは?という話をしていた。私は原稿はヒルクライムだと思っている。あまねさんは巨大滑り台らしくて真逆で笑う。

最後に縞枯山荘で紅茶を頂き下山。
あとはレンタカー返して定刻どおりあずさで帰京した。
蓼科すごい気に入ってしまったと茅野駅で話してたら、今まで行ったとこでどこが一番よかった?と聞かれ、案外難しいなと思った。
美瑛が一番好きかなーと思ったけど、多分5月とか暑すぎない晴れた夏とか、そういう時期に行った自然豊かなとこがやっぱり良い印象で残ってるんだと思う。

でもどんな季節でも旅の楽しみはあるから、いつでも旅行はしたいね。

とそろで最近の旅の相棒はこの春買ったNON TOKYOとOUTDOORコラボのバッグなんだけど、マチたっぷりの巾着型だから思った以上に容量入って大活躍している。
倶利伽羅くんもポーチに入れてても入るし、財布・ポーチ・ハンカチ・水筒・サングラス全部行ける!めちゃ助かっててかわいくて買って良かったー!
生産数が少ないから発売時間にオンラインショップに張り付いてなんとか買えたので、あの時リマインドしてくれたあそありがとう😭🙏

スタバのトラちゃん水筒も愛用してる🐯

立川プチトリップ

ミュージカル刀剣乱舞をトライアル公演から見続け、いつの間にか6,7年?くらい経っている。チケットが取れればだいたい現地で一度は観るんだけど、今回は行こうと思ってた兵庫は取れなかった。が、東京凱旋公演の立川ステージガーデンが見辛さの悪評から一般発売になってもサイドシートが残っていた。百聞は一見にしかずなので体感してみようということでチケットを取った日が6/4ソワレ。
立川から自宅は夜公演でも帰れなくはないんだけど次の日きついし、ちょっと贅沢して休み取って泊まるか!という話でまとまった。

ちなみに6/4は東京競馬場でGI安田記念がある。
一度もGIに行ったことないから、ダービーや有馬記念とかよりは混まないだろうし、ついでに行ってみる?と言ってたら推し馬のジャックドールくんの参戦が決定。行くっきゃない!!となったので、安田記念→刀ミュの豪華はしごツアーとなった。

2023.6.4(日)

千葉県から府中に行くオーソドックスルート、京王線をチョイスして、午前中に出発。大学の頃は京王沿線で暮らししていたため、久しぶりに乗るとなんかテンション上がってしまう。

JRAの競馬場は中山競馬場しか行ったことがなかったので、東京競馬場はクラシカルな造りで全然違うことにびっくり。
門もかっこいい。
バラの季節だから、門にバラが絡んで咲き誇っており、素敵だった。

しかし慣れないのもあるけど建物内のアクセスがなかなかにストレスフル。途中で途切れるエスカレーターが何回もあり、場内地図がわかりづらく、座って食べられる飲食スペースが少ない。晴れてたから外で気持ちよく食べられたけど、今年の雨続きのGI開催日なんてどうなってたんだろう……

建物内はアレだけど外は本当に素敵だし気持ちがいい。ガーデンのセンスが良いし広くて、木陰もあるし庭の芝生で寝てる人とかピクニック的なことしてる人たちもいて、ずっとぼーっとしてたくなる空間。
ウォッカ像と、ライバルのダスカちゃん。背後がずっとガーデンで、緑豊かで本当に良い。

お昼はすごい色だがおいしい枠色小籠包を頂く。色んな味でおいしい!

それにしても暑くて、推し馬を見るためにパドックでじっとしてると水分取らないとやばいなーという感じだった。梅雨前だけど昼間はもう夏だね。


さて、競馬場後は立川へ向かうので、今度は府中本町駅へ。立川まで12分ほどで行けちゃうのでこのはしごツアーは良かった。
でもこのルートを最初知らなくて、京王線で立川に行くには結構乗り換えるなーめんどいなーなんて思っていた……行きの電車で競馬場のアクセスMAP見て初めて府中本町駅も歩ける範囲だと知ったので、危なかったー!


予定より早く立川につけたので、ホテルにチェックインして一旦シャワー。さっぱりできて本当嬉しい。
泊まったのはSORANO HOTEL

なんというかこのホテルにして大正解だった。
ジャパニーズスタイルの部屋は素足でウロウロできるから大好きだし、広すぎなくてなんでもちょうどいい距離にある。目の前は昭和記念公園で部屋に入る光がとてもいい。

基本的におしゃれで使いづらそうに見えるが、隙間からチラ見せしてくれてるのでここにゴミ箱があるんだなとかわかる。おしゃれすぎ特有の使いづらさが少なくてこれは良い…!ちょっと探すこともあるけどすぐ見つかる。

地味に嬉しい2台洗面台。
ボウルも深めで水ハネ抑えめなのとか色々地味にストレスが無い。

部屋着も4重か5重くらいのガーゼパジャマでやわらかくて気持ちよくてひたすら気に入ってしまった。
宿泊中にラウンジで飲めるドリンクも豊富で、ドライジンジャーエールもちゃんと辛くておいしかったー!

とにかくめちゃくちゃ居心地がよかったので、ぜひまた泊まりたい。
今回はスパとインフィニティプール休業につき、いつもより安くて嬉しかったな。宿はあくまで拠点ですぐ外にでかけちゃう自分はその2つは多分使わないからずっとこの価格が欲しい……


ともかく汗臭い状態で観劇に行くのは避けられて本当によかったのと、会場の立川ステージガーデン、このホテルと同じエリア内だった。なんも知らずにホテル取ってたから、偶然にも激近でとても助かる。
ステージガーデンのサイドシートは本当に首が痛くはなるけど、耐えられなくは無かったかな。ステージ近かったので満足度を底上げされてるとこはあるけど。


楽しく観劇を終えた後は、せっかくホテルが近いけどどうしても美味しいごはん食べたくて南口側のIn Camera PORTAまで歩く。
行きの電車で探したお店で、とっても美味しくて雰囲気もよくてよかった〜!
観劇後の楽しい気分と、この後ホテルに帰るだけという最高のシチュエーションに嬉しい楽しいのテンションが最高潮になってしまい、気持ち良く飲んで食べた!幸せだった!

メニューにあれば絶対レッドアイが好き。美味しいうえに健康的なので罪悪感が軽減される。

色んな葉物のリーフサラダ。ナッツ系のドレッシングがうま!

これが一番おいしかった炙りしめ鯖のアンチョビかぼすバターソース。バゲット+マッシュポテト+生っぽい厚切りしめ鯖で美味いの層が厚い〜!!
今日のおすすめだったので頼んだけどおすすめだけある!あまりにおいしくて、くいしんぼうだからリピートした笑


満腹で気持ち良く歩き、ホテルそばのセブンで冷凍パイナップルとデザートを買う(まだ食べるの?)。ホテルのラウンジで立飛エールを買ってたので、パイナップルとビールしたかったのだ。
飲んでからだとお風呂めんどくなっちゃうから先に入って、最近勤勉にお絵描きしてるから1枚絵描いて、それからテラスでビールした。
昼間は夏だ!って思ったけど、夜はしっかり涼しくて、まだ梅雨入り前だなー正直寒いなってなったのも笑える……今日はなんでも楽しい。いい日だ。

2023.6.5(月)

日中たっぷり陽を浴びると本当にぐっすり眠れるので、チェックアウト前にラウンジで紅茶でも…なんて算段は全部パァである。まあよく寝て、のんびり支度して名残惜しくチェックアウト。

朝ごはんは付けなかったので、昭和記念公園内のカフェで食べよっかということで、初めての昭和記念公園へ。

広いね!!!広さをなめていたため、お腹減ってるのに目当てのカフェに辿り着かない笑
とにかく広くて、居る人はみんな月曜の朝から寝転がったり本読んだりのんびりしててめちゃくちゃいい……
途中にタイサンボクや紫陽花がいっぱい咲いてて目にも楽しい。

2022年冬にできたらしいオカカフェ

もう11時過ぎだったけど良い朝!


お腹が満ちた後は、広い園内を気ままに歩く。全部回るのは疲れちゃいそうだから行ける範囲で。
遠足の小学生や、野鳥撮影ガチ勢おじさんたちなどみんなそれぞれ楽しそう。

さるすべり並木。木漏れ日がきれい。
花が咲いたらそれも素敵だろうなあ。

ハーブガーデン。
庭に植えたい花たちがたくさん咲いてる。オルラヤと矢車菊。かわいいなー!

花菖蒲が満開。

暑い日だったけど木陰のベンチにいるとちょうどいい気温で、ぼーっとするのが気持ち良すぎる。
明日から会社に行く意欲がぐんぐん減退していくんだけど、こういう遊興をするにはお金を稼がないとならない庶民なので仕方ないね。仕事自体は嫌いではないしな。


ずっとぼーっとしてるわけにもいかないので、ホテルのあるエリアに戻り遅い昼ごはん。
S.E.C GREEN SPRINGS



平日の昼に飲むってのは本当に幸福度が高い。この店はシャルキュトリーが美味しかった。食べ終わったら4時近くで、もう帰るの面倒になってきちゃって、切実にもう一泊したかった。

まーそんなわけにいかないので、周りの雑貨屋さんちょっと覗いて、帰宅ラッシュ帯に差し掛かりながら帰りました。本当はもっと早く帰る予定だったけど、陽気と環境が良くて長居してしまった。
いい近場リフレッシュだったので立川泊はまたやりたいな。

京都🌿(藤森→宝塔寺→三十三間堂→広隆寺→大覚寺→清凉寺)

刀剣乱舞というジャンルを経て以降、刀関連はあまり関係無しに年に1、2回くらいは京都行くルーティーンがすっかり出来上がっている。
もともとお堂内で仏像を見るのが好きなので、コンパクトに回れる京都は何度行っても満足度高いというのもある。

前回が2022年の8月だったので、そろそろ行くか!と思ってたところミュージカル刀剣乱舞の兵庫公演あるからそれと抱き合わせようなんて思っていた。そんな簡単にチケットがご用意されるならね……
そんな甘い戦いじゃないので当然のように敗北し、先に取っていた宿の予約だけが残ったので定例京都旅だねってことで出かけた5月!
特に行きたい場所やイベントも無いが、いつも行く美味しい店のご飯が食べたいのもあるし、初夏の京都は初めてなので楽しみであった。

2023.5.20(土)

今回はお絵描き意識が高まってたので、昔もらったツバメノートの和紙ノートと鉛筆消しゴムを持参。いまだかつてこんな勤勉な絵描きだったことがあろうか……

ちなみにちゃんと描いた。自分の席から見える景色を。


いつになく時間を有効活用して京都に付き、伊勢丹地下で紅茶のティーバッグを購入。
ホテルにコーヒーしか無いのがわかってるので家にあるのを持ってこようと思ってたのに忘れたのだ。なにかしらのお茶が無いと満足できない。
紀ノ国屋がおすすめするダージリンの力を見せてみろ!という気持ちで購入。何様なんだ。

そこに寄ってたのでやや遅れていつものレンタサイクル屋さんKCTPへ行き、いつもの8段ギアシティサイクルを借りる。

雨上がりの初夏の京都、すでに蒸し暑い……
前回の残暑厳しい京都での記憶が甦り、もう夏なの?待ってくれ……と思いつつ漕ぎ出す。
ホテルに荷物を置いて、ランチ予約まで少し時間があるから建仁寺の中をうろうろしたり鴨川ぷらっとしていい感じに腹を減らして、いざ昼ごはん!

前回初めて行ったイタリアンCenetta Barba
月初めにコース内容がインスタに出るんだけど、素材しか書いて無いので一体どんな料理のされ方で出てくるのかわからない。そしてそれがワクワクでもある。

筍のポタージュ
メニューには筍とうすい豆しか書いてなかったけど、生ハムの存在感がすごい笑 ディルと大葉のベビーリーフが効いて大変おいしゅうございました。

鰹のサラダ仕立てバーニャカウダソース
ナスタチウムルッコラの花がかわいい…そして鰹にほんのり下味がついていておいしい

ここで本来はランチはコースのみのところに魔法の呪文を唱える。夜メニューの召喚である。
インスタで見てたプロシュート・コットがどうしても食べたくて、シャルキュトリーの盛合せを注文。プロシュート・コットのみのメニューもありましたが……?
自家製加工肉好きの欲望が詰まったこの一皿を見てよー!拍手!👏全部おいしい!👏👏

サマートリュフのカルボナーラ
メニューには、「卵」って書いてあるんです……卵とカルボナーラだいぶ印象違うので出てきた時笑ってしまった。塩気強めで少量のためちょうどいい。

メインは仔羊のロースト
この店、お肉とかお魚がしっかり量あるのと野菜がたくさんなのが本当に嬉しい。味も一癖あって、とても好みで満足度が高いんだなあ。

デザートはカカオバターのムースにミントのクランブル
これ一番予想外で笑った…アマゾンカカオって書いてあって、前回は黒いガリガリしたのが出てきたの。まさかカカオはカカオでもカカオバターの方?!となり……
ホワイトチョコみたいな味で、私はホワイトチョコが苦手なんだけど、苺が一緒に入ってたから酸味がよく合い、口の中でほどける食感がよかったのでおいしく食べられました。

2度目のランチで思ったことは、メニューが出た時にあんまりピンと来なくてもここなら絶対おいしくて驚きのある料理がでてくる!てこと。次回はどんな楽しみがあるのか、まだ予定もないのに舌が浮かれてしまう。


ランチで満足後は鴨川に沿って地図の下の方へ下り、一路藤森神社へ。
刀剣的には鶴丸関係でたまに行ってたけど今日は馬関係で久しぶりの参拝。
子どもの頃に好きだったエリザベス女王杯勝馬エリモシックちゃんの絵が奉納されてるので、それを見に行きました。

ぬいぐるみのエリモシックちゃんは、奇跡的にご縁があって半年ほど前に入手。この頃の競馬ぬいぐるみは今は無い会社のでめちゃくちゃかわいい……
ちょっとダサかわいい福馬守りと、かわいい張子の馬みくじとシックちゃんぬい

この馬みくじ、かわいいのにおみくじの内容シビアですごい笑った……

出だしの歌からして「久々の凶来た?!」と思うくらいよくなさそうな内容なのに、中吉なの😂本当に中吉ですか?!失せ物、出るが役に立たずとか、地味に色々おもしろくて最高。
宝物館も寄って、一期一振の写しを見たり、前に来た時も笑った江戸時代の珍銃たちが相変わらずおもしろかったりで、久しぶりの藤森神社楽しかったな。

すごい笑って楽しく過ごしたら時間無くなってしまって、このあと智積院に行く予定だったんだけどまたの機会に変更。
せっかくだからこの辺のお寺どこか、と思って地図で大きかった宝塔寺へ言ってみる。
本堂、多宝塔と重文だけど参拝者はほとんどおらず、ひっそりとした佇まい。
青天と、静けさがなんだか佳かった。

堂内は入れないので外からお参りするのみだが、左手に長そうな階段が見える。

軽い気持ちで上り始めるも、行けども行けども頂上に付かない。山頂はどこですか…!と思いながら引くに引けず上りきると、やや古びたお堂たちが立ち並んでいた。誰もいなくて、木々の隙間の眼下には大学のラグビーコートがあって、選手の声が少し遠く聴こえているのが静と動、陰と陽、という感じで、寂しいような気持ち良いような感覚になる。

なかなか良かったんだけど、中に入って見られるものが無いとちょっと寂しい。そして京都に来たのに今日一体も仏像見てない…という飢餓感が生まれてきてしまい、今から行けば三十三間堂は間に合うな?!ということで下山して急遽三十三間堂へ向かうことにした。

仏像一体も見てない……からの千体見ます!は振り幅でかくて楽しい。それができるところがさすが、京都!


伏見稲荷前などの賑わいを横目に自転車をスイスイ漕ぎ、あっという間に三十三間堂!自転車速いんだよー便利なんだよー
観光客で混んでいることは予想の範疇だけど思ったほどでもなくて、ただの土日でよかったなと思った。
とりあえず陽のあるうちにお庭を見たかったので先にお堂の外回りをぐるり。

芍薬や菖蒲は終わりかけだけど、ヤマボウシがさわやかに咲いててきれい!水面も反射が美しい。


お堂本体もここまで横に大きいの見ないから壮観だなあと行くたび思う。

拝観受付が終わったあたりからお堂内も人が少なくなってくるので、中もじっくり見られて仏欲が満たされる。(欲から解放されなければならないのに、仏教は……)
千体の千手観音の前3列くらいを見てるだけでもお顔立ちや体格、顔のサイズ感とかほんとそれぞれでおもしろいんだな。
この前3列あたりにいるのは出来が良い個体なんだろうけど、最後列にいる個体も見てみたい。どのあたりで最後列へやられたのかその差に興味がある。二次創作をするオタクには胃が痛いやつだが……

それにしても中尊の千手観音座像もとても良い。顔が好みだし、圧倒される感じがある。
時間があれば英語のキャプションも読んだりするんだけど、この中尊の説明にgigantic seated statureって書いてあって、何もおかしくないのはわかってるんだけどギガンティック千手観音ていい響きだなって、気に入ってしまった。


17時過ぎても日が落ちない今の時期が一番夕方のテンションが上がるなと思ってて、自転車でのんびりホテルへ帰るのも楽しい。
チェックインして落ち着いたら夕飯へ。
いつもの御旅屋さん

お造り(アブラボウズ久しぶりに食べた)
げその湯引き
鯛の白子の茶碗蒸し
姫とうもろこしの天ぷら(つまりヤングコーンの天ぷら🌽もう大好きなやつ!塩で食べる!)
うなぎの炭焼き(カリふわで最高〜においしかった!)
★加茂茄子と生麩の揚出し
★じゃこごはん(土鍋ごはん最強)
凍った和三盆プリン
星付きがMVP!

日本酒は十石。ラベルがかわいい。

今日は珍しく理性的な頼み方した気がする!満腹だけど苦しいほどじゃない。あと肉を頼んでない。これぐらいが幸せな食べ方なのでこれをいつも目指したいけど、メニュー見てると理性を失うよね。


時間もそんなに遅くなかったから、腹ごなしに鴨川をさんぽ。いい具合に酔っ払いで楽しい〜何を話してるわけでもないのに。


ホテル帰って、デザートに買った冷凍フルーツとシュークリーム食べつつちゃんとお絵描きもして、満点DAYでした💯

2023.5.21(日)

リピート宿泊のHOTEL MUSOは、朝にサービスで何かしらのホットドッグとドリンクをお部屋に持ってきてくれる。スタッフさんの感じも良くて、ホテルの使い心地と立地もちょうどいいので、今回も泊まってよかったなとしみじみ。
ホットドッグは日替わりらしいんだけど、前回と同じあんバターサンド。とってもおいしいから全然良いのだけど、もしかして土曜に泊まる限りずっとあんバタかな?別のも機会があれば食べてみたい。
でもあんバタめっっちゃおいしい。


だらだら支度しつつ、11時にかき氷を予約してるのでチェックアウト。今日も暑いし眩しい晴天!夏みたいで嬉しい!暑いけど。


京氷菓つらら
メニューがおいしそうでいつか行きたかったところ。一週間くらい前から何にするか迷ってたのに、入店後もルバーブかレモンミルクかですごく迷った。でも今日の夏らしい天気に押されてレモンに。こってりが好きだからマスカルポーネクリームをトッピング。

ちゃんと酸味もあって、ピスタチオとクッキーのザクザク感もおいしい!

大変満足したので、また来たいなー。混む店だけど予約できるので旅に組み込みやすくて助かる。


次は当初予定になかった広隆寺

初夏の庭が美しい。



広隆寺の宝物館がとても好きなんだけど、何かトラブルがあったのか今まで見られていた位置にもう一重新たな柵が設置されていて、前より遠くから見る感じになってしまった。これは残念だけど、何かあったんだろうな…、
仏像は何度見てもよくて、今回は特に日光菩薩が印象に残った。あと不空羂索観音の指の形がとても美しいんだよね…曲がり方に拘りを感じるポーズで、艶めかしくて最高なんだ……。今回急に来たくなったのはここの不空羂索観音みたいなーって思ったからでした。


あとはのんびりいつもの広沢池と景観保護地区を通るコースで大覚寺へ向かい、姉の目的の膝丸扇子を手に入れてから今度はあだしの念仏寺の方へ。
しかし途中の坂が意外ときつくて長かったから心折れて、途中で断念。パワーがある時に再チャレンジしよう!

せっかく登った分を別の道で下りていくと、ちょうど清凉寺の前に出た。特別公開の阿弥陀三尊が見られると入口に書いてあったので、時間無いけどせっかくだからなと思って拝観。

前に寄った時、大きい寺だけど中に入って見られないのかな?と勘違いしていて、今日見たらちゃんと本堂と庭園、宝物館に入れる。
本堂は内陣まで入ってよくて、かなりよかった。展示物も色々あって、これはもう一度時間ある時に気合入れて来たいなーという感じ。

阿弥陀堂裏にひっそりある小さめの宝物館は、入るとすぐに出し惜しみしない感じで特別公開の国宝阿弥陀三尊があった。出オチ感というか、奥の間にメインで…って感じじゃないんだ!おもしれーってなるも、なかなか熱の入った達筆手書きのキャプションがあって良い。
ここの宝物館でおもしろいのは、この寺の本尊の釈迦如来の胎内に入っていた、綿を詰めた色んな布で作られた臓器を模したものの展示。
時代が時代なので臓器なんてあんまり解明されてない頃だろうに、それなりに心臓、肝臓などわかる感じのものが入ってる。あと小さな端布がたくさん入ってたらしく、それはお釈迦様の体液や血液などを表して入れたんだろうとのこと。随分生々しく作ろうとしたんだなというのが非常に興味深くて、もっとしっかり見たいから絶対また来るぞ!と心に決めて今日は駆け足で退出。


この時が15時すぎで、お昼をこれから食べるとなると時間が結構厳しい…でもお昼は絶対食べたい!ということで丸太町通りを爆走して予定してたお店へ。緩やかなアップダウンのある大通りこそ8段ギアの恩恵がかなりあるので感謝感謝。ギアばんざい!

ぎりぎりオンタイムで、汗かきながら辿り着いたお店は水上製作所
京都の好きなごはん屋さんが行ってて、行動予定に合えばいつか行きたいと思ってたところ。

いつもインスタを見ながら食べたい欲を募らせてたんだけど、本当にどれもおいしい!
特にこの自家製ハムのジャンボンブールが幸せの塊だった。まず自家製ハムが好きなのにしっかりバターが入ってて、カリッとモチッと焼かれた温かいバゲットが最高…じわっと溶けるバターに胸が高鳴る!

晴天の気温30℃の下、30km弱自転車漕いできた身体に沁みる甘くないレモンソーダ🍋

にんじんとココナッツミルクのポタージュもすごくおいしい。

ここ1ヶ月なぜかアッシェパルマンティエがすごく食べたくて、メニューにあったのでその欲も満たされた。ここのは挽肉じゃなくてシチュー用みたいな肉を細かく切ったもの。しっかりしてておいしい!チーズの上のクルトンもサクサク食感プラスでよし。幸せだ。

レモンチキンカレーは甘めのルーにレモン輪切りの酸味がよく合って、夏にぴったりのスパイスカレー。

ほんとにどれもおいしかったー!
店主さんのワンオペなので、時間に余裕を持って行かねばというのが学び。また行きたいな。


今回の旅程はこれにて終了なので自転車返して伊勢丹地下でまぐろ尽くしのハーフ寿司買って(夕飯)さよならまた来るね👋

初夏の京都初めてだったけど、夏のやばい暑さよりは全然マシなので気持ちよくてすごくよかった!観光客はかなり戻ってるのでバスの混み方は以前の京都みたいにやばい…晴れなら本当レンタサイクルしか勝たんの気持ち。今回2日間で58km乗ってるので、好き放題食べても構うまい〜と思えるのも良い!
次は何月に行こうかな。

鎌倉(覚園寺→瑞泉寺→天園ハイキングコース)

11月に鎌倉殿聖地巡りでハイキングしたのがなかなか良かったので、梅の頃また来ようと思ってたのを木曜の夜に思い出し、急遽ルート設計して金曜にランチの予約して土曜に出かけたスピード実行日帰り旅!ビュン!!

2023.3.4(土)

毎度電車一本で鎌倉へビュン!なのは千葉県民の特権。鎌倉駅で降りて、今回のルートはこんな感じ。

🟢バス
🔵道路を徒歩
🔴トレッキング


駅から今日はショートカットのためにバスに乗る。
行きたい方面に行くバスがたまたま目の前に停車してたし空いてるからよかろうと思って乗車着席したものの、一向に発車しない……その間ずっと日本の食料自給率と一次産業について話していたが、20分くらい発車しなかったから多分歩いても同じだった笑
まあ今日はたくさん歩くから体力温存ということで。
ところが、鎌倉宮に行くバスに乗ったので鎌倉宮まで行けばその後が楽だったのに、別のバスで行く場合と勘違いしてかなり手前の岐れ路バス停で降りてしまった。
時間がタイトなのにやっちまった〜!と思いながらも、まあそんなこともあるわなと、乗ってきたバスの後ろを追いかけるように歩き出した。
そしたら途中でリノベした感じの白いシンプルなお店の前を通り、あ、これって前に行こうと思ってチェックしてたとこだ!と思い出し、吸い込まれるように入店。タイトなはずのタイムスケジュールはどうした。

okashi nikaido

シンプルに焼き菓子だけが売られているお菓子屋さんです。焼き菓子がどんなおやつより好きなので心が踊ってしまう!
毎度10時半にはお腹空いちゃう族なので、色々買った中から塩キャラメルマフィンだけは味見がてら即食。

これがあまりにも美味しかった…………
あまりにも自分の好みであると言うのが正しいんだけど、底に入ったキャラメルがちゃんと苦味があって、生地はバター感たっぷりかつてんさい糖のやさしい甘み、上についてる塩がすごくいい塩梅で、全部合わせて最高!
美味しすぎて、このあとまた店の前を通るルートだったからお土産に買い足してしまった。
あまりにも美味しくて買い足しですと伝えたらすごく喜んでくださった☺️私もおいしいものに出会えて嬉しい!

他に買ったもの

ショートブレッドとシナモンクッキー。
これはシナモンクッキーがめちゃくちゃおいしかった。

キウイクリームのマフィン🥝
日本産キウイのコンポートとサワークリームが入ってて、爽やかだけどコクがあってすごーくおいしい!

あとはマリさんがクランベリーグラノーラとチーズナッツクッキー買ったけどこちらもとってもおいしい。早くまた買いに行きたくなってしまってる。

バスを降り間違えたおかげでめちゃくちゃハッピーになったので、災い転じて福となすとはこのことよ。


それにしても天気が良くてとっても気持ちがいい。覚園寺のある二階堂は住んでみたいなーって思う場所で物件見てた時もあるけどやっぱいい。
両親のお墓を鎌倉霊園に作ってあるので(先祖代々とかじゃないからまだ空室)、将来的にはこっちに住みたい気があるのだ。

細い道の坂を上って行くと、いい感じの門構えの覚園寺

梅もきれいだ。

拝観料を払った先は撮影不可で、大体こんな感じでいくつか見られるお堂などがある。

途中の道には椿、梅、福寿草がたくさん咲いていて、すごく整備されてるというより野趣ある感じだけどそれもいい。あと仏手柑初めて見た!これ可食部どれぐらいあるんだ?

そして薬師堂がめちゃくちゃよかった!鎌倉ってあんまりお堂に入ってじっくり見られるお寺が少なくて、そこが物足りないと感じるんだけど、覚園寺はちゃんとじっくりお堂で見られる仏像がある……ありがたい🙏
しかもちゃんとお寺の方が解説してくださる。
お寺や史跡の解説を聞くのが大好きなんだけど、知識を得る楽しみはもちろんのこと、解説者の主観とかクセが結構入るのが良くも悪くも楽しいのだ。これはほんと良くも悪くもで、私もそこそこ思想があるので合わない時は合わないんだけど、それでも解説の方がいると嬉しい。
今回の方は、なかなか仏教の信心パワーを具体的に感じてらっしゃるというか、そういう感じでおもしろかった。十二神将のことを、応援して盛り上げてくれる感じがしますよね〜みたいに言ってるのがかわいくてよかったな。もっと戦う感じのイメージじゃん、十二神将って。正確に覚えてるわけじゃないのでニュアンスだけど。

ご本尊は薬師三尊で、薬師如来の脇侍である日光月光菩薩が座像なのも私は初めて見た。蓮華座から落ちる布の表現がかなり美しくて、うわっ好きだ!と思う要素が詰まっている。こういう仏像に出会えると嬉しい。
周りを囲む十二神将は頭に干支を載っけたタイプの像で、まあかわいらしい。あとこちらも布の動きと表現がかなり好み。美しい。
高い位置だけど肉薄して見られる距離感で展示してあるから、構えてる武器が自分に向いてるぞって気持ちになれる像もあって新鮮だった。
鎌倉殿を見ていた方にはわかる、義時の身代わりになったと言われる戌神将もなんかかわいい……

戌神将御守りがかわいかったので頂いてきた。身代わりだから肌見放さず持ってねってお寺のおじさんに言われたのでジップ袋に入れてポーチにインしたよ。
普通の御守りも柄があまり他に無いデザインで素敵だったから頂いて、なんかとても満足して帰りの坂を下ったのだった。


先述のnikaidoへ寄りお土産マフィンをたくさん買ってリュックをずっしりにしながら(この後ハイキングするのに……)予約してたランチになんとかオンタイムで滑り込む。

ラポルタ
岐れ路にあるイタリアン。

晴れた昼で楽しい気分だと何はなくともビール頼んじゃうよねってことで湘南ビールのゆずエール。さわやかでおいしい!

鮮魚とカブのオイルパスタと、鶏軟骨とセロリの煮込みトマトパスタをシェア。どっちも美味しかった〜!オイルパスタのオイル具合が重すぎずあっさりすぎずでちょうどよくて、トマトもダシがちゃんとしてておいしい。

香川産オリーブ豚と野菜のロースト。
香川って香川県じゃなくて茅ヶ崎の香川かな?ちょうどこの間遊びに行った!
おいしい豚を焼くとそれはおいしいのよ……

選べるジェラートヌテラのシュークリーム。
ジェラートはイチゴにした🍓フレッシュでおいしいよ〜このお店、ジェラートのテイクアウトができるのです。他の味も食べたくなる。
ヌテラのプチ・シューもちゃんとシュー皮がガリッとしてておいしかった。


満足ランチ後は再び二階堂方面へ戻り、瑞泉寺へ。

瑞泉寺の梅は古木なので花は少ないけど、枝振りとそっと咲く花が襖絵や日本画のようでかっこいい。

梅も椿も色んな花が楽しめて、のんびり穏やかな時間が流れているいいお寺。


黄梅って初めて見た。
黄色い梅は蝋梅しか知らなかった。

万両、馬酔木、椿、福寿草




福寿草は私が生まれた年に庭に植えて貰った花で、個人的に思い入れが強い。庭で大きな面をしてた時もあるけど生存競争に負けて最近は消えたのか…?おまえ……となっていたが、今年またしぶとく顔を出してきたみたい。嬉しいね。野生は絶滅寸前種に暫定でなってるらしい。

ミツマタが美しくて、大倶利伽羅くんのポートレートを撮りたくなってしまう。


よっ!伽羅坊!日本一!

ミツマタがあまりにきれいでかわいいので、近くにいた初老夫婦の妻が「ミツマタ最高!」とテンション上がっており、ミツマタと妻のツーショ(?)撮影をしていた夫は「花が最高かはわからんけどお母さん(妻)は最高」って撮影データを確認しながらぼそっと言っていて、なんか最高にいいやりとりだった。いいね!


そしていよいよ天園ハイキングコース瑞泉寺口から鎌倉アルプスと呼ばれる山に入る。
御大層な名前だが頂上は海抜159mという超低山である笑

最初に一気に登るからそこがキツイけど、あっという間に瑞泉寺をはるか見下ろす高さに登れるので、木の合間から見える景色が高くて良い。
鎌倉逗子の山あるあるで、そこかしこにお墓マンションことやぐらがある。

立派な竹林もある。

雲がなければ富士山も見えそう。方角こっちかわからないけど!

ところでこの時期なので、ハイキングコースには新鮮な花粉をたっぷりつけた杉がわさわさ生えている。やばいか?と行く前に思ってたけど案外平気。ただマスクには花粉がたくさん着いてそうだから下山後に新しいのに取り替えた。これはよかった。なんかやばいマスク感が無くなった。

元々は建長寺で下山しようと思ってたんだけど、そのルートだと建長寺に拝観料という名の通行料を払わねばならず、拝観するにはもうあとちょっとで閉門て時間だったからウーーンとなって、結局もう少し歩いて天園ハイキングコース 今泉台4丁目 入口から普通の道路に下りた。後で地図見たら明月院の横に出るルートもあったぽいからそれでもよかったかも。

天園ハイキングコース、今回のルートでだいたい1時間半てとこだけど、鎖場ぽいとこや岩場が結構多くてこなし甲斐がある感じでよかった!これ以上長いと集中力も切れそうだから、ちょうど楽しめる長さでありがたい。


結構疲れたので、北鎌倉の喫茶 ミンカでハイキング後スイーツを摂取。

ジンジャーエールと硬めプリン。
カラメルの苦味強くておいしかった。ドリンクはちょっと好みからズレるかも。


今日もよく歩いたけど、バスと帰りは北鎌倉に出たことで鎌倉駅周辺の混雑を避けられたので快適な1日だった!
nikaidoのお菓子が美味しすぎたため、また暑くなる前にハイキング出かけたいな〜(目的がお菓子なのかハイキングなのか)

箱根❄

今回の旅を端的に言うと「2月の箱根をなめていた」。そういう旅行記
一緒に旅をしてくれるのは、うちのヌードルストッパー大倶利伽羅くんのお友達であるそうざくんぬいの主、あまねさん♡いつもありがと♡

前述に戻るが、そもそも2月に日本全国がどんな天候であるか、豪雪地帯や北海道意外は案外知らない関東平野民である。2月の箱根ってこんな雪降るの?!そしてどこを歩いても坂、坂、坂!!そりゃあ王者箱根学園が爆誕するわけだよ(弱虫ペダル)。
あまねさんと箱根に来るのは11年ぶり。初めて訪れる土地じゃないのに何もかも忘れていた……。
旅では徒歩中心の移動が多い我らはいつもどおり、Google Mapの所要時間を見て歩けばいいや😙なんて気楽に思っていたのだ。

2023.2.14(火)

新宿からロマンスカーに乗り、ド平日なのに埋まってるね〜なんてびっくりしながら箱根湯本へ向かう。温泉だから冬も閑散期ってわけじゃないんだな。その後箱根の人に聞いたところ、一年中みんな箱根に来る気があって、東京の人が多いからピークみたいのはあんまりないそう。わかる…し、そういう観光地は強いなと平日でもそれなりに賑わう姿を見て思った。

小雨では傘をささない人間なので、天気予報の降水確率が午前40%、午後からは20%だったから傘はいいか、と持ってこなかった。
箱根湯本に11時半頃着くと、そこそこ雨というかみぞれが降ってる。まあ、まだ午前中だしな、だいじょぶだいじょぶ、と思いながら箱根登山鉄道に揺られて小涌園で下車。
岡田美術館併設の開化亭でお昼して美術館も見よう〜という計画だったので駅から徒歩15分くらいを歩き始める。
Google Mapからは感じ取れなかった坂道の気配……
初っ端から平坦をまるで挟まない坂が続き、結局岡田美術館に着くまで全部坂だった。みぞれは降り続いているし、なんならもう雪である。

開化亭は美術館の奥の方にあり、ここでも坂に畳み掛けられる。
気温はひえひえなのに、うどんメニューの冷やしぶっかけが気になってしまうくらいには坂でポカポカになった状態で入店。しかし冷静な判断で牛肉ごぼううどんをチョイスした。
麺がもちもちでおいしかったー!なにあの麺!家でも食べたい!


岡田美術館
ロッカーにスマホも預けてくださいという今まで出会ったことないスタイル。美術館では常に手ぶらで居たいので望むところだけど、スマホが時計がわりなのでそわそわする。あまねさんの腕時計と館内の時計が頼り。
ところでこの美術館、5階建てでかなりのボリュームがある。ワンフロアも広い!時間が1時間半くらいしか取れない時間配分だったので、結構駆け足で観ることになったけど、上手いこと緩急つけて見られた気がする。
特に陶磁器のボリュームがすごくて、でも素敵なの色々あったな〜。龍の絵付けの表情が国によって結構違って、中国が断然かわいくてとぼけた顔で好みだった🐉
倶利伽羅くんの腕の龍がまんが日本昔ばなしに出たらこんな顔になるでしょう☺️って思った。微笑ましい。

企画展の若冲と一村もすごく良くて、企画展のポスターにもなってる一村の「熱帯魚三種」が妙にぐっとくる。

一村の手紙も展示されていて、エラブチという魚について「酢みそで食べると寒ぶりみたいですこぶる美味」みたいなことが書いてあった。字は親近感を感じる上手くない字で、それが内容と相俟ってジワジワくる。良い。

若冲は「三十六歌仙図屏風」がすごくかわいくて、基礎力が高くてセンスも良い超上手い人が描いたラフでコミカルな絵の上手さよ…!!と震えてしまった。
ポストカード買った。

あとこの階には春画があって、レンタル屋さんの18禁コーナーよろしく中が見えないような入口になったコの字型の小部屋に入る。それだけで割とおもしろいんだけど、春画自体も現代の2次元エロ絵に通じる点がありおもしろくなってしまった。
何かと言うと、色である。
フルカラー印刷には通常のCMYKに加えて蛍光ピンクの特色を加えるという手法があり、人肌の透明感をアップさせたり生々しい感じに仕上がるという効果が得られる。つまり2次元エロ絵のフルカラー表現として効果を発揮する場合が多いので、そういう用途で用いられたりする(最近のトレンドは違うかもしれないけど)。
春画の肌の塗りに差されている色が、まさにこの特色ピンクを感じる色だったのだ!えっ、昔から人の感性変わってない!と大盛り上がりしてしまった。今と違う点があるとすれば、私がこの日見た数点は男と女で肌色を変えて無かったことかな。それにしてもこういうの本当におもしろいよね。

さて、最上階の5階に到達したところで、タイムリミットまで10分ほど。ボリュームは如何に?!と思ったら最後は優しい10点ほどの仏教美術で、5階まで来た人の気持ちがわかってるな…!となりました。
薬師如来が私の好きな平安後期ぽいお顔してる。
あとかなり力強い金剛力士像があり、若干拝観疲れしてたからか乳首が花なことがめちゃくちゃ気になってしまう。この時は初めて見た気になってたけど、もしかして今まで見たものもそうだった気がするなと思ってこのブログを書くにあたり調べてみると、やっぱり大体お花乳首だった!!
文献を当たってないけど、仁王様は素肌に甲冑をつけるから、擦れ防止のニップレスだろう説が多く見受けられ、色々と衝撃を受けている。かわいいのつけてるね……?

そんな感じで美術館を出ると、普通に雪がどんどこ降っている。足元も積もり始めてて、早足したら危ない感じ。午後の降水確率20%って言ってたじゃん!
きっとゆきちゃんは傘を持ってこない…と思いながら傘を持ってきてくれてたあまねさんに相合傘してもらい小涌園まで戻った。本当にすまない。次回からは降水確率20%でも折畳み傘を持っていきます😭


どうにかこうにかバスに乗って上強羅からホテルまで15分ほど歩く道のりはもう一面の雪☃

今年の冬は私はまだ雪を拝めていなくて、思わぬ雪景色にワーイ!なんてなっていた……この時は。誰にも踏まれていない道路の雪に喜んで、大倶利伽羅くんの撮影などもした。

しかし一向に弱まる気配が無くどんどん積もっていく雪に、夕飯を強羅よりさらに上の仙石原で予約していた私たちは若干の不安を覚え始めていた。
とりあえずバスに乗って仙石原へ向かうも、運転手さんと乗客のやりとりで雪がすごいから今日の強羅へ戻るバスはもう終わったらしいことを知り、夕飯後に強羅へ戻りたい我らはまじかーとなる。
タクシーの線も問い合わせてたんだけど望み薄だし、いよいよダメな時は歩く覚悟を決めつつディナーへ向かった。

不安なことはさておき、雪で雰囲気がとってもいいWOODSIDE dining

箱根リトリート内にあるレストランで、利用は宿泊者が圧倒的に多そうな感じ。強羅であんまりピンとくる夕飯が無かったのでちょっと遠いけどここにして、結果好みのお料理でよかった。
食事にお金かけるのは厭わないタイプなんだけど、好きな店の雰囲気と料理の系統がはっきりしてるので、結果あまり高級志向にはならずそこそこ高いあたりに落ち着くことが今は多い。これは舌がもっと肥えたら年齢とともに高級志向になるのかな?なんとなくならなそうな気もするけど。





雪景色だけど春を感じる料理たちで、どれもおいしかった〜!最近ほんと鰆がおいしい。魚も肉も楽しめるコース嬉しくて好き!
パンはふわっとタイプなのでバゲット系が好きな私には刺さらなかったけど、ホイップバターなのはポイント高かったな。パンってめっちゃ好み出るよね…!
バレンタインだったので、帰りにヨックモックお好きなのをどうぞ〜してくれたのも嬉しい♡

さて、問題の帰りの足である。
生きてたバスも全て死に、タクシーはつかまらず、その問い合わせをしてくれてたスタッフさん達にはそれだけでも感謝しきりだったのに、結局足が全滅したためホテルの送迎車で行けるところまで送ってくださった😭本当に申し訳無い……そして神様である。
今度絶対ホテルも泊まりに行きますねと思ったし、感謝メールをちゃんと入れました。
送ってもらう間、その前の週末の雪の日もバスの運休や通行止めで足が無くなった多くの観光客が、歩道とも言えない路側帯をカート引いて歩いていたと聞いた。箱根の冬は覚悟が必要なんだな……

強羅駅まで送ってもらってからは、ホテルまで延々と続く雪の坂道クライム。ダウンマフラーしてたけど途中で外したし汗だくでホテル着いた!
しかしオタク、どうしても雪景色で旅のお伴たちの写真が撮りたくなる。千葉県に住んでると滅多に撮れないからね。

宿についてからは温泉に2時間くらい浸かって、深夜にミュージカル刀剣乱舞鶴丸と大倶利伽羅双騎出陣をあまねさんに見てもらい就寝。私の推しキャラ双騎なので見てもらえたの嬉しかったな……私も久々に見たら改めてめちゃくちゃ良い作品だった。

2023.2.15(水)

今日も景色は真っ白。

やみそうでやまない雪が昼過ぎまで降ってたけど、道路は除雪車が入ってるのでバスもちゃんと動いてる。
ところでこの2日乗ってて思ったのは、箱根登山バスの運転手さんみんなすごく感じがよくて親切ということ。旅先のバスって行先間違って無いかとか不安だけど安心して乗れる感じ。


そして今日はラリック美術館のオリエント急行カフェしたかったのだが時間が合わず断念。これはまたの機会にということで、もうひとつの目的地へ。

ポーラ美術館

企画展は部屋のみる夢


自分が好きそうな企画展だなというのもあって、行きたかった。
窓のある作品が多く、光を感じるものが好きだから目が喜んでいる。光を表現したいと思う作家も多いように感じるから、光は普遍的な心惹かれるテーマなんだろうね。


ベルト・モリゾ「ベランダにて」
モリゾの娘の絵がとってもかわいい。
19世紀に珍しい女性作家で、姉妹ともに絵を描いていたけど姉は出産して絵の道を諦めたというのが現代から見て色々と思うところあるけど、モリゾは続けられたんだなというのも興味深い。



ヴィルヘルム・ハマスホイ
「陽光の中で読書する女性、ストランゲーゼ30番地」
ハマスホイの静かな室内画も惹かれる。
捨象というのをこの時初めて知ったけど、この整然とした室内、本当はもっと生活感のあるものがあるってこと?!となって、真実を描かないのいいじゃんなどと俗なことを思っていた(自宅でのSNS用写真撮影でいかに真実を写さないようにするか苦心しながら撮っている私😭)。
でも多分そういうことじゃない。

【捨象(しゃしょう)】事物または表象からある要素・側面・性質を抽象するとき、他の要素・側面・性質を度外視すること。※デジタル大辞泉より



アンリ・マティス「中国の花瓶」
マティスの展示は壁紙がピンクなのが合っててよかったな。
母がマティス好きなんだが、母の描く人物絵、マティスの描く女性の顔とタッチに似てた。わかるよ、自分の好きな絵と遠くない系統を描いてしまうよね。




高田安規子・政子
「Inside-out/Outside-in」
「Open/Closed」
写真で上手く伝わらないけど良かった。
特に内と外の関係を表現している窓の方が私は好きで、小さな窓それぞれに灯りが灯っているのがなんともいい。

常設展もちょうどいい量。
ポーラ美術館自体は行きたいなと思いつつ案外箱根に行かないので初訪問だった。ガラス張りの建物がおしゃれだし構造的にもなるほどで感心してしまう。


展示を見る前に併設のレストラン アレイでランチもした。
企画展コースも惹かれたけど昨夜のディナーと内容がちょっとかぶるのでランチセットのビーフシチュー。

デザートは企画展の。
かわいいうえにおいしい。優秀!


鑑賞後の休憩も館内のカフェで。
コースターがかわいくて、欲しいのでお土産で売ってほしい(無い)。

レストランにいらしたウェイターのおじさんが、カフェの方でも給仕していて「カフェもご利用くださりありがとうございます」と言われる。ここまでは普通。
その後、そのウェイターおじさんがふらっと席に現れては小話を披露して去っていくというのが三度あった。
内容は頓智を利かせないと答えを導き出せない小ネタで、二度目からは「これは頓智だ!」と思ってるから必死に考えるけど、そもそも頭が柔らかくないから結構難しい。絶妙に箱根ネタを最初は混ぜてたのに、最後の小ネタは完全におじさんの奥さんとのネタだったのもほほえましい笑
このウェイターおじさんは日々頓智ネタを考えてお客さんに披露しているんだと思ったら、すごいおもしろくなってしまった。きっとボケ防止にもなる……


ゆっくりポーラ美術館を楽しんだので今回の観光はこれでおわり。
宿に預けてた荷物を持って、帰りは小田原までバスで下るために上強羅のバス停を目指す。今思えば、強羅に向かえば下り坂だったな…と思うんだけど、この時は小田原からJRで帰ろうという頭しかなかった。上強羅がダメなんじゃない、宿から上強羅が上り坂だと気づけなかった私が悪いのだ。
そもそも強羅から先は早雲山までのケーブルカーになっているので、勾配が急な土地である。昨夜の強羅駅からの雪の行軍と合わせるとケーブルカー4駅分(全部で5駅しかない)の坂を登ってしまったことになる!箱根では地図上の位置関係以上に標高差を意識して地図を見ないとだめだとよくわかりました。冬以外ならマイカーで来ようかな笑

とはいえ、体力はめっちゃ使ったけど充実の美術館で楽しい旅でした!

お土産

ポーラ美術館のロゴとても良いので、ポーチ嬉しい。刺繍じゃなかったら買ってなかったので、ポイント高い。


九谷シールのデザインが昔から好きで、画家シリーズなんて出てるの知らなかったからつい購入。

逗子・鎌倉🍁(名越切通し・まんだら堂やぐら群・明王院)

あと3回で今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が終わりますね。このあたりの歴史ふんわりしか知らなかったので、非常にわかりやすくおもしろく描かれてて、途中離脱の多い私でも真田丸以来の完走大河になりそう。
お気に入りの人物は大江広元。だいたいいつも冷静なブレーンを好きになる。あと演じる栗原英雄さんのお声が良過ぎて初期からもうこれは絶対好きになるやつー!と思いました。真田丸の時の叔父上も最高だった。

そんなわけで鎌倉行こうと思ってたら、Twitterの海でたまたま見かけて興味を惹かれた「まんだら堂やぐら群」の公開が12/12までだそうなので行くかー!となった今回の鎌倉プチトリップ。銀杏もきれいな季節です。同行者はいつもどおり姉。

2022.11.26(土)

千葉県から鎌倉は総武横須賀線のおかげで案外アクセスが良く、乗りっぱなしで行けるのでありがたい。

7:30に朝食を食べたのに、鎌倉に着く頃にはだいぶお腹が減っている……ランチの予約は13:30だしたくさん歩くし、と言い訳を並べ立てながら電車内でパン屋を検索😋
目的地に行く道のりのちょうどいい位置にあり、なおかつ八幡宮側ではない人少なめの方に良きところがあったので、そこに寄ることにした。

KIBIYAベーカリー

路地裏の小さなかわいいお店。
ハード系とか、全粒粉、ふすま系のパンが多い印象。クロワッサンは小さいけどずしっとしてて、パリパリのとこと中身のバランスがあんまり食べたことない感じでおいしい。中側の生地を楽しむには温めたほうがポテンシャルを発揮できそう。
それと、クミンがたっぷりついたソーセージパンと、胡椒の効いたベーコンパンをはんぶんこしてお腹を適度に満たし、名越の切通しへ向かう。


住宅地の横からすーっとハイキングコースが始まる。雨予報がずっと変わらず、晴れてくれ〜と昨日から念じていたら鎌倉着く頃には雨はもう降った後で、曇り空に時々陽も差してくれた!足元は良くないけど、雨に降られるよりだいぶ良い。(ちょこっと天気雨はあった)


名越切通しは葬送の遺構が多いということで、今回の目的のひとつ「まんだら堂やぐら群」も鎌倉時代のお墓マンション的な場所。
昔からそういう場だからか火葬場がハイキングコースの脇にあり、背の高い四角い煙突があるのとそれが稼働している音がずっとしてる。近くの国道にある名越隧道(トンネル)も心霊スポットとして有名だそうで、霊感のある人とか苦手な人は行きづらいかもしれない。

そこそこのアップダウンをこなし、まんだら堂やぐら群に着いた時には顔汗がダラダラ。寒いと思ってインナーに薄手のウールハイネックを着てきたのが間違いだった。人がいない隙にインナーを脱いだら快適そのもの😂
暑さ問題が解消されたので、気を取り直してやぐら郡の見学。

入口にテントがあり、逗子市の職員さん?ボランティアガイドさん?が2人いらっしゃる。そこでパンフを貰い、軽く説明を受ける。保存のための募金箱があるので、お気持ちを投入。
まんだら堂パンフの他に、三浦一族の歴史をめぐるハイキングの案内ペラもよかったらぜひ!と渡され、おっ、逗子市は三浦推しを前面に出してくるな?と北条方の鎌倉からやってきた我らはおもしろくなってしまう。


「これだけまとまった数のやぐらを良好な状態で見ることのできる遺跡は鎌倉市内にもほとんどなく」と、説明看板にもわざわざ鎌倉市を引き合いに出して書いてあるところに鎌倉市へのライバル心を勝手に感じてしまうね。味わい深い。地域のこういうのおもしろいよね。


確かに、かなりの規模で800年前のものがきれいに残っている。鎌倉石という石が大半で柔らかいから風化はしやすいらしいけど、もう800年ぐらいは持つんじゃないかな~とガイドさんが笑っていた。鎌倉時代って800年前かーと思うと、案外最近だよねって思った。

四角い穴が「やぐら」で、その中に五輪塔が入ってるスタイル。他に人もいなかったので、ガイドさんが「二人のために特別に五輪塔を分解してあげよう」と言って分解して説明してくれた笑

一応動かないように凹凸が底と上面についてるけど、基本積んであるだけ。
5つの石は五大元素を表していて、インド→中国→日本と伝わった文化だそう。地とか風とか、って説明されてる時に五大元素という言葉が出てこなくて、頭の中ではあー!ゲームの魔法に出てくるアレ(エレメント)的な…アレ、あれだよ…ってなっていた。

そのガイドさんに切通しの他の見所への行き方を聞き、ついでに雪ノ下の方に行くつもりと伝えたら、「巡礼古道」という報国寺の脇に出る道を教えてくれた。Google MAPに載ってないな?と思いつつ、それ使ってみようということで歩きだす。

まんだら堂やぐら群から10分くらいで、お猿畠の大切岸に到着。
なかなかの見ごたえ。

北条と三浦の境なので、北条が三浦を監視する要塞的なものだと考えられてたけど、後の発掘で大規模な石切場だった説が強くなったそう。まんだら堂のガイドさん的には、北条と三浦の説はロマンがあるよね☺️とのこと。諸説あるから歴史はおもしろいね。

 
少し開けたところにあるから眺望が良い。

日が当るせいか、よもぎが群生してた。すごい採りたくなる(採らなかったよ)。子どもの頃近所でよもぎ採取して草団子作ってた。

花が咲いているから蝶がいっぱい。自分の家の方では見ない綺麗なブルーグレーの小さい蝶々。Googleレンズしてもいまいちどの蝶かわからなかった。


大切岸から割とすぐにハイランドという住宅街の方に出るので、そこからガイドさんに教えてもらったとおりに巡礼古道の入り口を探す。
ここか!?と半信半疑になるような藪の中に入ってく感じだけど、一応小さな案内がある。

人一人しか歩けない幅の細い道だけど、歩きづらさはない。でも降雨後だからやっぱり木の根とか岩で滑る。何度かヒヤリハットがあったんだけど、ここでついに完全に滑ってしりもちを着いた。滑落しかねない場所もあるので、大丈夫なとこでよかったー!
街歩きもあるから、そこそこアウトドアって感じの装いできてたんだけど、機能素材の優秀さに助けられてほとんど服に汚れもなし。


THOUSAND MILE×FREAK’S STOREのワンピースにUN3D.のマウンテンコート。マウンテンコートは撥水素材で泥汚れが付きづらく、ちょっとの雨はフードかぶればOKですごい楽だった~。
ワンピもシャリ感あるナイロンでポリウレタン入ってるからストレッチ効いてて動きやすい。Pu入ってると重くなりがちなのに軽やかで助かる。ポケット充実なのも最高。
ただ、本当はトレッキング時はロング丈は避けたほうが良いんだろうね…下り階段で後ろ裾を擦る。

足元はだいぶ前に山登りのために買ったMERRELLのトレッキングシューズ。直前まで普通のスニーカーと迷ってたけど、ぬかるんだ山道歩くのでこっちにして本当によかった。危なかった。

リュックは自転車乗る時に使ってるHELLY HANSENの超軽量リュックで、雨がパラついてる時はコートの中で背負ってたのでこれもらくちん。
あとめっちゃ助かったのがスマホホルダー。地図見ながら歩くしなと思ってななめがけしてったけど、滑った時にスマホを崖下に落とす可能性もあったと思うと肝が冷える。手を放しても大丈夫なスマホって最高だ。


巡礼古道の途中では、前方からメキメキ音がしたと思ったら結構太い木が折れて落ちるところで、ちょうど進まない方向だったからよかったけど、こわ~ってなりました。倒木怖い。
ひやひやしつつも、無事報国寺裏手の道へ下りてこられて、そこからは急いでランチの店へ。


歩き疲れて暑かったので、ドリンクはリモナータビール。

ビールとオーガニックレモネードを割ったやつなので、グラスに入りきらず残った分は好きに飲んでください、と瓶を出してくれた。結果2杯飲めるのでありがたい。

前菜はおまかせのみ。
相模湾で獲れた魚のオイル付け。白いんげんとトマトが合う~おいしい。

ンドゥイヤのクレープ

ンドゥイヤは香辛料たっぷりの辛いソーセージのことだそうで、ペースト状にしてある。

カリフラワーのフリット。シンプルにおいしい。

パスタは2種。
アンチョビのビアンコカラブレーゼ。

パスタはフィレイヤ(初めて食べたもちもちでおいしい。南イタリアカラブリア地方のショートパスタ)

ンドゥイヤのカルボナーラ

ピリ辛スパイシーで普通のカルボナーラとだいぶ違う感じ。

鹿角牛のインパデッラ

呪文料理である。まず鹿角牛が読めず、鹿の角みたいな牛がいるんか?と思ったが、鹿角(かづの)市で飼育されてる牛だった。インパデッラはフライパンで焼くこと。「フライパン(パデッラ)を使って(イン)」という意味のイタリア語らしい(Google検索)
茹で芋を手割りした感じのポテトフライがめちゃくちゃおいしい。

このお店、数年前にたまたま入って気に入ってたイタリアンなんだけど、味は変わらずおいしいけどちょっと店の方向性と自分が合わなくなったように感じたので、店名は伏せます。合う人には合う店だと思う。味の保証はめっちゃするんだけど……
そしてデザートまで行きたかったけど、ゆったりめの提供だったため次の目的地に間に合わなくなってしまいそうで、メインで今回はおしまい。


来た道を戻る形になるが、目的地は明王院
大江稲荷の御神体、広元の木像が11月いっぱい特別公開されてるので今行かないわけにいかなかったオタク。

16:00までとGoogle MAPには書いてあり、16:00閉門で15:30までに入場とかだったら詰むな……と思いながら早歩きスタート。途中でタクシーいたら拾いたかったけど、鎌倉駅から朝比奈方面に向かうような道で空車がいるはずもなく…反対車線も当然鎌倉駅に向かう客を乗せたタクシーしかいない。とりあえず16:00までに着けーっ!と無言でせっせと歩く。
なんとか15:50頃明王院に到着すると、普通に人が結構いたのでほっとした。お寺の方いわく閉門ははっきり決まってるわけでもなく、まあ16時くらいかなあという感じらしい。
御朱印は時間的にもうだめかなーと思ってたら、そちらも快く受けてくださった。ありがたい。特別公開のお堂の場所を聞くと、もう閉めていたのを開けてくださりこちらも大感謝🙏

駅からかなり遠いし、普段はひっそりしたお寺さんなんだろうという佇まいだけど、梅の季節には庭がきれいそうなところだった。茅葺屋根のこじんまりしたお堂たちが良く、この日は三味線の若手奏者のコンサートが屋内であったようで、漏れ聴こえる音も良い風情。境内は撮影禁止。

門だけ撮影。

背後のお山の中に大江広元の墓だと思われる場所があるそうで、そこも行きたかったけど日が短いからタイムアップ。こちらは逃げないのでまたの機会に行きたい。次回のトレッキングはここからハイキングコースで瑞泉寺まで抜けて、覚園寺まで歩くとかやりたい。


さすがに疲れたので、岐れ道バス停までバスに乗り、そこからまた歩いて頼朝の墓と広元の墓を目指す。

7分くらいで着いたけど、そこからトレッキング後の足を殺す長くて急な階段攻めに合う。
頼朝のお墓の階段上ったら、一旦下りて右の方へ30mくらい歩かないと義時の墓跡の法華堂跡や、広元の墓があるところに行けない。しぶしぶ下りて、まずは法華堂跡への階段をこなし、ぜーぜー言いながら暗闇にそびえる広元の墓への階段を見上げる。階段は2本あって、「どっちが広元の墓への階段だ!?新手のトラップか!」と話してたら、階段から降りてきた方たちが親切に教えてくれた。現地でのコミュニケーションは楽しいしありがたい。この時17時前だったけどもう真っ暗で、足元も危ないし足の疲労でいつ滑って後ろにコケてもおかしくないな~と思いながら上る。
ここのお墓は後の世に長州藩が建てたもの。なるほど、と思いながらお墓を眺めて、暗い階段を下りる。危ないから手すり使いました。

しかしもう暗いのに訪れる人が結構いて、自分たちも含めて鎌倉殿の反響すごい。


後はもう豊島屋に寄って帰るだけだったけど、疲れたのでお茶しよってことで雪ノ下のパティスリークグラパンへ。
いつも並んでるとこしか見てない店だけど、閉店1時間前だからするっと入れて、疲れた体に甘いものと座れる椅子が沁みたな~。

マスカルポーネのムースにいちじくソースが入ったケーキ

イートインだとチーズのパイを添えてくれてて、甘い→しょっぱいができるのがありがたい。


あとは豊島屋本店に寄って、買いたかった鳩三郎のジッパーバッグと鳩サブレー鎌倉殿缶を購入。

このジッパーバッグで旅行のパッキングをするぞ!


鎌倉駅からは電車で爆睡して帰宅。
梅の季節にでもまた行きたいね〜☺️

約12kmの行程

🔵道路を徒歩
🔴トレッキング
🟢バス