【記録が溜まってきたのでカテゴリ分けしました】
旅服の歴史①ロマンチック古着期
2023年に岩手一人旅した時に旅服を描いたのが結構楽しかったので、過去の旅服も備忘録として描くかー、なんて軽く思ったのがひと月ほど前…。いざ手をつけ始めたら、過去を遡り過ぎて「何体へらへら笑った自分を描いたらいいんだ!」となりました😌
でもねー、自分のファッション遍歴でもあるのでこの作業は正直楽しい。こんな服着てたなーとかこれブームだったなとか、変な格好もかなりしてるんだけど、まあ今となってはいい思い出ですよね。
そんなわけでたくさんあるから、まずは私が古着ばっかり着てた大学生時代から記録していこうと思う。
年越しハワイ島
①と②はまあいいとして、③は無い。
このしっちゃかめっちゃかの組み合わせはいったい何を考えてたのか自分でもわからない……。
マウナケアに登るために暖かい服が必要だったんだが、これしか無かったのだろうか…高3の時に買ったヒステリックグラマーのアルパカ混の薄手ニットソーである。
でもアイテム自体に罪は無い。問題は組み合わせで、首の防寒に紫とカーキのパキスタンの織物マフラーをしている。そこにニット帽をかぶり、そのニット帽にサテンでできたバラのブローチ(確かアナスイの)をなぜかわざわざ付けているのだ。もうテイストがとっちらかりすぎで、この写真を見た時びっくりした。
これはせめて無地のセーターとか着れば救われたかもしれないコーデなので、やっぱりヒステリックグラマーをなぜかここに連れてきた私がどうかしてましたね…。
でもどうかしてた写真はちょっとはあった方が楽しい。若い時の失敗ファッションは味があります。
②はなんか、グランパコアと言えなくもない。
割とおばあちゃんぽい古着が好きだったんだけど、これは若い時かガチおばあちゃんになってからしか似合わない気がするのでこの年代で着ておいてよかったファッションかもしれないですね。
3月のパリ
これは我がロマンチック古着期の代表作という感じで、今見ても結構好き!
人の映ってる写真がほとんど無くて、これ以外何を着てたかわからないのが残念。でもこの時私はオペラ座の怪人ブームだったしパリにロマンチックで古めかしいお洋服で行きたかったという意気込みを感じます。そういう背景を思い出せるから服の振り返りは楽しいね。
それにしても、ローヒールとはいえこの靴でこれでもかと歩き回ったの、今では信じられない……。若い根性がある。
3月の マルタ
ロマンチック古着期がちょっと変な方向に進みだした片鱗が見えるこの時のコーデ……。より乙女ぽくなっていて自分に似合わない方向に来ています。そして程なく終焉を迎えるので、物事の終わりというのは必ずしも美しくはなく、歪みによって「なんか違うな🤔」になるのかもしれない。
小花柄おばあちゃんブラウスはすごい気に入ってたと言うより非常に汎用性が高かったので、本当によく登場していた。普段もめっちゃ着てたの覚えてる。
この時もローヒールとはいえ、よくこんな靴で毎日徒歩15分の学校に通ったり遺跡見に行ったりしたなとびっくりする。
でもこの頃は今ほどスニーカーが当たり前じゃなくて、ワンピにスニーカー合わせるコーデとかも無かったかも。今はコーデの自由度が上がった感じがするね。
夏の北海道と冬の京都
大学生最後の頃は古着から脱却し始め、空前のフランシュリッペブームが到来していた。
私のガタイを知ってる人には納得感あると思うが、正直似合わないのである。わかっていたけど、あのグラフィックのかわいさと、ニクいゴールドのあしらい方にどうしても夢があったのだ。
こういうグラフィックのお洋服や生地が作りたくて、新卒募集してないけど会社にもデザイン職で突撃したのも良い思い出。ちゃんと向き合ってテスト的な仕事と報酬も与えてくれたので、真摯な会社という印象だった。
それにしても、元気に足を出していたのでやはり若い…!
冬の京都では再び古着。脱却しつつあったけど、このジャカードのコートはminaみたいな生地で、とても気に入っていた。
今はまた古着ブームが世間的には来てますが、この頃古着はだいぶ下火になってきていた気がする。でも古着って凝った織りも編みもあって、プリントの柄は学ぶところの多い大胆だったり楽しい柄が多くて、テキスタイルの学生だった私はやっぱりそれが大好きだったのです。
靴がぺたんこになったのは旅靴の正解に近づいてきた感ありますね。笑
大きいバッグやスーツケースはどうしてたのか?
これが全く思い出せなくて、でも多分国内はリュック。
海外は今考えると恐ろしいんだけどファスナータイプのスーツケースで行ってた気がする。何も盗難されなくて運が良かったね……
それにしても、やっぱり若いからか荷物の軽減とか動きやすさとかよりも、これが着たい!を優先してる感の服たちで、服着るのを楽しんでていいね👍ってなりました。今も楽しんでるけど、こと旅においては歳とともに快適性を重視するようになってきているので……。
そんなわけで、ほぼファッション遍歴語りになってるけど、自分が楽しいし絵は描きためてるのでそのうち続きを書くぞ!
礼文島→宗谷
礼文島に行く話を会社でしたら、「レブン島」というセブ島的な海外に行くのだと思われた。佐渡の時も複数人に「佐渡ってどこ?」と言われたので、意外と世間では島というのはマイナーなのだろう。
これが礼文島。
私自身は大型船酔いをややする方なので船が大得意ってわけじゃないが、船旅が好きなんだよなあ。出港の時のワクワク感、なんであんなにあるんだろうか。
そんなわけで暑い関東を離れ、北海道の中でも北の方、稚内から船で2時間の礼文島へ行って来ました。
礼文島は花の島。6月〜7月にかけて礼文島固有種のレブンアツモリソウやレブンウスユキソウをはじめ多くの高山植物が咲きます。さも知ってたかのように書いたが、礼文で花が見たいと母が言っているのでみんなで行くかね、となった旅なので、これは旅程を決める段階で得た知識である😌
2024.7.20(土)
木曜まで仕事で中国にいたので一日ぶりの羽田空港。
最近疲れすぎていて何に乗っても爆睡してしまうので、離陸後スープを飲んだらもう稚内空港に着陸だった…。
空港着時間とフェリーターミナル行きバスの出発時間が近かったのでハラハラしつつ、間に合わなかったらタクシーにすればいいかと思ってたけど、外に出てみたらタクシーなんて一台もいない現実!でも飛行機が遅れればバスも待ってくれるようでした。
そして稚内は涼しい。湿気はあるけど、5月くらいの関東の気温って感じで天国である。
ランチは店を選んでいる時間の余裕と選択肢もなく、稚内港フェリーターミナル内で。
シーサイドレストラン yu~来
ここはGoogleの味の評価は分かれてるが私は好きだった!
宗谷牛のハンバーグ定食はハンバーグおいしくてソースも好きな味、そしてつけあわせのじゃがいもが、う、うめー!道産か知らんけどさすが北海道!!
父はカツラーメンなる豪気なラーメンを頼んでたんだけど、肉厚ででっかいトンカツがラーメンにドン!と乗ってて1200円。安い。
母のチャーシューメンも、やわらかくてでっかいチャーシューがとってもおいしかったし、ラーメン本体もおいしい。また来たらラーメン食べたいな。
そしていよいよ出航!ハートランドフェリーの「サイプリア宗谷」で島へ向かいます。
サイプリアはレブンアツモリソウの学名だそう。ジェット船だと速くていいけどデッキに出られないのが寂しいので、普通の船はデッキから出航を楽しめて嬉しい。
途中でお隣の利尻島の利尻富士がぼんやりと。
白い恋人のパッケージは利尻富士なのだと、人生で初めて知る。旅は知識が増える。
ひとしきり船を楽しんだら後はやっぱり睡眠。寝不足は酔いの原因にもなるので、寝られるものなら寝ちゃった方が良い。ここでもよく寝て、起きたら礼文島の香深(かふか)港に着岸するところだった。天気は曇りで風が強い!
宿泊はホテル礼文
本当は別の宿にしようと思ってたんだけど、結果的にはここが一番便利でした。特に高齢の両親連れなので、フェリーターミナル目の前なことがとてもありがたい。
部屋には冷房が無く、気温的には大丈夫だけど湿気かなりあるので普段からガンガン使う人は、きついかもしれない。私もちょっと除湿はしたかったけど、それ以外は快適だったよ!
もう今日は移動日と割り切ってたので、先にお土産を山ほど買ったり、島唯一のセコマまで往復1時間かけて歩いて行ったりして終了。明日の行動に備えます。
ところでお土産屋さんにお見送りテープ売ってた。初めてみた!当たり前だけど普通の紙テだ!
2024.7.21(日)
予約してた日産レンタカーもホテルからすぐなのでとても助かる。
車はNOTE eーPOWER。
島のレンタカーというと型古めの軽自動車が多いイメージだったので、ずいぶん近代的(?)な車が来たな、と電気メインの自動車初めて乗るので興味津々。走行性能は全然問題無いし、島という立地にはガソリンこまめに入れなくていい電気自動車は有用なのかも。
島のレンタカー屋さんは今まで行ったどの島もめっちゃゆる~いので、車体確認なんか無い場合も多い。今回は「右前だけ擦ってるから、ここならぶつけても大丈夫だよ~」と言われて送り出された。笑
ただ、事故ると警察官3人しかいないから来るのに時間かかるよとのこと。
さて、足は整ったのでいざハイキングへ!今日は午後から雨予報なので、降らないうちに歩けるところは歩いてしまいたい。
礼文島は最高点でも標高490mしかないのに高山植物がある稀有な環境。山が平たいので、海からの湿気が上空に上がらずとどまることや、強風なこと、高緯度なことなどが要因だそうです。
きつい登山をしたり高山病になったりせずにたくさんの高山植物に会えるのは、脆弱なゆるハイキング勢の私にはもってこいである。達成感を味わいたい人向けではないけど、身も蓋もない言い方をすれば、楽して高山の景色を楽しみたい人にはいいんじゃないかな!
今回はハードに歩く面子じゃないので桃岩展望台コース登山口から桃岩展望台まで。
でも、ゆーっくり歩いて片道35分くらいのこの短さでも景色も花もすごく楽しめる!
晴れてたらさらに素敵だろうなあ。また来よう。
曇天で風も強いけど、すごくいい pic.twitter.com/kKntipbxFG
— yuki🥐 (@tarushirazu) 2024年7月21日
エゾノヨロイグサ(多分)
レースフラワーみたいで大好きな見た目。ちょうど盛りだった感じでたくさん咲いてて嬉しい。
エゾニュウ。これも大好きな見た目。エゾノヨロイグサの親分みたいな屈強さがまたいい。
左のレタスみたいな状態の中から、右の花がボボンと出てくるぽいんだけど、その姿がちょっとおもしろくてますますいい。エゾニュウとてもお気に入りになってしまった。
エゾイブキトラノオ
エゾノコギリソウ
葉がギザギザだから。
チシマアザミ
カラフトゲンゲ
葉がカラスノエンドウみたい。
チシマフウロ
レブンソウ
レブンシオガマ
エゾカワラナデシコ
ヤマハハコ
ナワシロイチゴ。
葉が苺っぽいなあと思ったらほんとに苺だった。
ミヤマキンポウゲ(多分)
ナミキソウ
カンチコウゾリナ(多分)
ハイキング後は新桃岩トンネルを抜けて、宿泊している香深と逆側のメノウ浜へ。いつもどおり大倶利伽羅くんと海。
ロシアが近いから、ロシア語のペットボトルが流れついている。デザインがかわいい。
そこから海岸沿いに走り、桃岩、猫岩も見学。
ほんとにネコチャンみたいでかわいい岩。
桃岩もてっぺんの尖りがかわいい。
今日の昼は漁港直営の店で海鮮パーティーしようと思っていたのだが、行ってみるとなんとツアー貸切…!😭
礼文島のご飯屋さんはほぼ香深港の周りにあるんだが、海鮮を食べられそうな店は案外少ない。ここで食いはぐれるわけにはいかない…!!と食への執着心を発揮し、焦りながら検索範囲を広げたらフェリーターミナル内にお寿司屋さんがあるじゃん!!!
即電話!……貸し切りとかじゃない!やったー!神!!!!!
これが神のお寿司屋さん、武ちゃん寿司
めっちゃ満足寿司でした。
ウニももちろん追加。
バフンウニとムラサキウニ、どっちが高いやつなのか知らなくてムラサキウニにした。おいしかったけど、バフンウニもやっぱ食べるべきだったかな…?!(バフンウニの方が高いらしい)
ここで思い出したけど、数日前に中国でバフンウニを食べている私……中国のイタリアンレストランで生のバフンウニを醤油で食べたので色々バグってる感じするけど、とてもおいしかった!笑
それにしても、武ちゃんのおかげで貴重なランチ機会を満足のいくものにできて、本当に助かった。礼文の海鮮系ランチ、ツアーの貸切多いので要注意である。
さて、午後は島北部へ車を走らせるも、天気がどんどん崩れていく。
目的地のスコトン岬に着いた時は暴風雨。
天気が良かったら海がとってもきれいなのでしょう…
周りの草原には黄色い花が咲いている。
多分トウゲブキ(別名:エゾタカラコウ)
スコトンの逆側にある金田岬は運がいいとアザラシが見られる場所らしいので、こんな天気だけどダメ元で行ってみるかね、ということで車を走らせてると、なんだか雨がやんできた!金田岬に着いた頃にはうっすら晴れ間さえ見えて、なんとありがたい。
でもアザラシは見えない。そう上手くはいかないものです。ま、ダメ元だったしと、また車を走らせ始めたところで、助手席の私、アザラシらしき物体を確認!停めてもらってみると、ア、アザラシだー!
ありがとう、行ってみてよかった。
ウミネコとのツーショなのも良い。
この金田岬、少し上に登ると今は使われていない礼文空港がある。
2009年から休業してるとのことだけど、廃墟化が進んでいるので再開は無いのかもなあ。
小さなかわいい空港。
滑走路にはマーガレット(ハマギク?)が咲いている。
気づけばすっかり雨は上がり、晴れとはいかないものの景色は楽しめそう。
ならば、と行きたいリストに入れてた澄海(すかい)岬へ。この字でスカイって読みなの、なんかいいな~!
ここも晴れていたら海がとても綺麗なんだろうな。
そしてここにも北海道の草花が色々。
レブンイワレンゲ。
エゾオグルマ、かなあ?青森や北海道の海辺に咲く花。
これで島の上の方はだいたい周ったので、行きとは違う一本入った湿原の間の道で島の南部へ戻る。この道、だーれもいなくてすごくよかった。
北のカナリアパークに寄ったりしつつ、ホテルに5時頃帰着。
明日朝には礼文を発つので、かなり駆け足観光だったけど島のサイズがちょうどよくて軽いハイキングと車なら1日あれば結構楽しめたのが嬉しい誤算。もう少し大きいかと思ってたので周りきれないかと思ってた。
そして道路はかなり走りやすいし島にしてはアップダウンが無いからロードバイクもおすすめ……と言いたいけど強風の日が多いので車が良いのでしょう…。
2024.7.22(月)
8:55出港のアマポーラ宗谷で礼文に別れを告げる。
アマポーラはリシリヒナゲシにちなみ、ヒナゲシのスペイン語名らしい。
2020年就航なので中は新しくてきれい!
島に行くようになってから思ったけど、客船って結構頻繁に造られているんですね。瀬戸内の造船所界隈を電車と船で通った時もワクワクしたな〜。
礼文島では船が着くとでかい旗を振って歓迎してくれて、出港の時は歌って踊ってくれる人たちがいる。
これ、そういう島の文化なのかと思ってたら、桃岩荘というユースホステルのスタッフと宿泊者が伝統的にやってるらしい。帰ってきてしばらくしてから、Twitterのおすすめに桃岩荘に泊まる人のポストが出てきて、その時初めて知った。
八丈島ではジェットスキー隊のお見送りがあって楽しかったし、桃岩荘泊まってないけど歌と踊りで送り出されるのもなんか楽しかった!
※音注意
— yuki🥐 (@tarushirazu) 2024年7月22日
出港の見送り方って島によって違っておもしろいな⛴礼文は歌と踊りで、陸と船上でコーレスしてた☺️
八丈だと屈強なジェットスキー隊がお見送りしてくれる pic.twitter.com/3ZVtKZ6QLJ
出港後ついてきたウミネコ(人に食べ物もらう目的)
かわいいんだけど、君は魚を獲って生きたまえ……
人間用の加工食品は鳥に限らず動物にとって害あることが多いし、基本的に野生動物に餌やりはダメ絶対!なんだが、意外と知らない人というのは多い。もっと周知されるとよいなあ。
稚内港に着いたら、レンタカーを借りて宗谷岬を目指します。礼文はどん曇りだったけどこちらは晴れ!嬉しいねえ!
稚内港付近の道路標識はロシア語が併記されている。
今日のお昼は海鮮炉端 うろこ亭
海鮮丼だよ!(昨日のは海鮮ちらし寿司)うまし!
そして海沿いをどんどん走ること30分くらいで宗谷岬に到着。
母は初めての最北端到達。私・姉・父は3人で昔ここにきているが、その時は曇天だったので今日は晴れてて嬉しい!
海きれいだーっ!
海岸から激坂を上ると宗谷岬公園があるのだけど、上ったらエゾシカがどやどや居てびっくりした!昔はいなかった気がする。
とてもくつろいでいる。
日露戦争の2年前、1902年建設の大岬旧海軍望楼
は昔と変わらぬ姿だった。
宗谷岬公園から上の方へ続く道を走ると、牧場や草原の牧歌的な景色が広がっている。
こういう景色が大好きなので度々停まってもらい写真撮影。海が見えるのもすごくいい。
風車が何基も並ぶ風車の道
そして、近年出来たらしい「白い道」というホタテの貝殻を敷き詰めた道へ。
白い道(スタート地点)
すれ違い走行可能な道幅じゃないので、上から海沿いに向かって下るのが一応ゆるいルールとなってるらしい。景色的にもその方が多分良い。
草原と白い道の向こうに青い海を望むのは最高!
道自体は適度な長さで、月曜日なこともあり混んでもおらず快適。樹が生えてるあたりまで来ると終点です。
海沿いまで戻ったらあとは空港に戻るだけなので、最後のセコマ寄っとくかー!ということでみたびセコマへ。
今回のセコマで買ったもの。これらとハスカップソフト。全部おいしい。
そしてまだ時間が余るので空港そばの
大沼バードハウスに寄る。バードハウスはこの時期じゃなきゃ白鳥がたくさんいるらしい。
そして余裕をもって稚内空港着。
小さい空港なので、お弁当は冷凍弁当が3種ほど売ってるのみ。羽田に着いて食べるのも微妙な時間なのでとりあえずそれを買っておく。
搭乗するのは小さいプロペラ機!ここまで小さいの乗るの初めてかも。(帰りは新千歳乗継)
プロペラ機、荷物入れも小さいから機内持ち込みOKサイズのキャリーケースが入らないことがあるって初めて知りました。母の荷物が入らない😭入らないものは足の下へとなるので、今後ペラ機に乗る時は注意しよう……
新千歳では、降りたら係の人から紙の乗継リストみたいなのでチェックを受け、小さい扉から出発ロビーへ案内された。こんな抜け道みたいな乗継の仕方初めてだったんだけど、乗継までの時間が少ないからか、人数が少ないからかな?ちょっとおもしろかった。
そして急いだものの、乗る飛行機の到着が遅れたおかげで出発も45分遅れぐらいに。
思いがけず時間ができたから、北海道らしいお弁当を買いなおし。カットメロンも売ってて嬉しい〜!
もっと時間あったらソフトクリームとか食べたかった。ちょうどTwitterで新千歳空港ソフトクリーム選手権やったの見てたから……
そんなこんなで遅れながらも羽田に無事着き、リムジンバスで快適に帰りました。
♡おみやげ♡
うに昆布の柿の種めちゃおいしい。
男山ワンカップは友達へ。売店のおじさんが「おっ、これはいいね〜俺はこれが一番好きだよ」って言ってたので安心してお土産にした。笑
レブンアツモリソウと鮭熊のピンズ可愛くてお気に入り。これらはリュックに着けました!
ハイキングのリュックはとにかく軽量が好きなのでコンパクトになるしめちゃ軽いヘリー・ハンセンのをずっと使ってる。(ロードバイクの時もこれ)
キーホルダーは猛禽類医学研究所のグッズのオオワシくん。レブンアツモリソウのピンズはポケットのネット部分に仲間入り。
それにしても、次の日から普通にフル出社してほんとハードだったな😂旅行って遊びだけど休息ではないから、中国出張からまったく休息なく仕事して、旅行して、ヘビーに仕事して……。次の土日はしっかり休みましたさすがに。
まー旅行は好きで入れてる予定だし楽しいし全然行きたいので、仕事が適度であれよ!ってやつ!!!
でも今回の旅も楽しかったなあ☺️次はどの島に行こう!
はじめてのサンライズ出雲(松江→温泉津→出雲)
2024.5.10(金)夜-5.13(月)
島根県に行ったことは2度あるが、いずれも隠岐の島である。「また隠岐に行こうか」と旅友でもあるあまねさんと話していたところ、今回は本州の島根県に降り立つことになった。
本州の島根には行ったことが無いような書き方をしたが、隠岐から帰りの船が七類港に着くので、そのついでという形で実は松江城には行ったことがある。
その時の思い出し旅記録はこちら↓
tabiyuki.hatenablog.com
さて、当初予定では空路を想定していたので、出雲周辺の宍道湖周りで宿を手配しようと思っていたがなかなかピンとくるところもなくむにゃむにゃしていた……。
そこでふと思い出し、「サンライズ出雲で行くって案もあるよね」と提案したところ、いいじゃんすげーじゃん!てなるわけよ!🥳
そして検索すると、出るわ出るわチケットの取れなさを語るネット記事が…。これは…厳しいのか……!しかし「10時打ち」という言葉が飛び交う中、旅行会社のツアー枠が存在する情報を得て、そちらの線も探ってみたらこれがよかった。
【往路:サンライズ出雲(1泊目)→2泊目宿付き→3泊目フリー→復路:特急やくも+新幹線のぞみ】というちょうど自分たちの希望にあったフリープランがあったのだ!
むにゃむにゃしてた宍道湖周りの宿もプランから選べる玉造温泉の宿が野良で取るより安く取れるし、ある程度絞られることで決めやすくなった。風呂に入りながらLINEでやりとりしていたため、ふやけそうになっていたが、サンライズ案が出てからはスピード決着。あっという間にツアー申込を済ませた。
あとは乗車日の1カ月前に旅行会社から当落のお知らせを待つばかり……。
そして運命の4/10、さらっと「手配できました」という事務的なメールが届いていた!
サンライズツイン禁煙で申し込んでおり、2部屋しかない個室のため難しいかなと思っていたら、阪急交通社がやってくれました。感謝、感謝である。(ちなみに希望の部屋が取れなければ大部屋的なやつになっていたと思う)
こんなするっと取れるもんなのかー!?と思ったけど、GWを一週はずしていることもよかったのかな。ともかく旅行会社に感謝し、また寝台車乗りたくなったらお世話になろうと思いました。ありがとう阪急交通社の担当さん🙏
2024.5.10(金)夜
気づけばあっという間に出発日。
普通に仕事に行ってたので、風呂に入りたいのと荷物減らしたいのもあり、非効率だけど仕事は早上りで一度帰宅してから再度東京駅へ。
サンライズは車内販売や自販機は無いので、今日の夕飯と翌朝の朝ごはんを調達する。夕飯、最近グランスタにOPENしたオーベルジーヌのカレー食べたいなと思ってたら売り切れであった…景気がいいね。
そしてこれまた最近OPENの築地カイセンノドンでオリーブ塩ちらしを購入。
これすごいおいしかったー!醤油かけないで食べられるのも嬉しい。(醤油もつけてくれる)海鮮ちらし系のお弁当、ネタはよくても米の炊き具合が好みじゃないというパターンがよくあるんだけど、ここのは米もばっちり。
そしていよいよ9番ホームに上ると、普通に通勤帰りの人たちが並ぶ東海道線ホームにサンライズ瀬戸・出雲がいる!
疲れたサラリーマンの列と寝台車にはしゃぐツーリストが同じホームに同居している姿がなんともいえないが、みんなのテンションが上がっている姿というのはいいものですね。こちらもワクワク感が上がってくる。
先にホームに着いていたあまねさんと合流し、ひとしきり写真を撮ったりしてわちゃわちゃしているともう出発。21:50発。
サンライズツインは全室一階。
扉開けるとすぐ両サイドにベッド。
荷物置き場がしっかりあるのが嬉しい。
サンライズツインにはビジホの寝間着的なのがついているが、今回はあまねさんの持ってきてくれたうたプリのTシャツを着用。笑
でも寒くなった時にサンライズのやつを羽織ったのでありがたかった。スリッパもついてるけど、基本ベッドの上にいたのでこちらはあまり使わず。
明日の行動に支障をきたさないよう、1時くらいにはおしゃべりをやめて就寝。
ベッドの寝心地は悪くない。思ったより狭くもない。ただ、枕が硬くて高い。そのせいで意外と寝付けなくて、途中から自分の服をまるめて枕に変えたらちょうどよくなった。次回に活かせる学び。
朝は6時に起きて、顔だけ洗って二度寝をした。ちなみに窓の目隠しはすごく遮光性が高く、下している間は外がこんなに明るいなんて知らなかった…!という朝であった。
そして立って歩くと特に感じるけど、結構揺れる。のちに聞いた話で、岡山以降は特に揺れるため、そこでやられる人がいるらしい。普段電車で酔わない人も酔い止め持っていくと安心かもしれない。
個室エリアの朝の廊下。
そんなこんなで無事9:33松江駅に到着し、サンライズ出雲とはさようなら。そしてホームのベンチでさあ今日はどうしようかという会議を始める(ノープランで旅に出ている)。
本当はサンライズ内で松江での行動を決めようと思っていたが、画面を2人で覗いたりするのは酔いがやばそうなのでやめておいたのだ。
先に気になるところはお互いGoogleMAPにチェック入れていたので、その中からピックアップしてとりあえず昼までの予定が決まった。コインロッカーに荷物入れて早速出発!幸いにも晴天なり。
賣布(めふ)神社
まずは祓い清めた方がいいんじゃないかと考えてくれたあまねさんの提案でこちらへ。
”海の潮の働きと地上の樹木の働きがあいまって海河山野の幸がもたらされ、人々も生かされている”というような教えが書いてあり、良いなーと思いながら参拝。
広くはない敷地だけど、松をはじめとする木々がのびのびと大きく育っており、晴天も相まってとても気持ちのいい神社でした。
神社の方もみんな感じがよくて優しく、癒される…。ポットで塩入りの麦茶がふるまわれていて、それをのんびりいただくのもとても良い。
四海泰平。いいね。
ところで賣布神社は車止めがピコリーノ
ピコリーノで検索するとお洋服着せられたピコリーノの写真がたくさんでてきてほっこりする。
さて、お次は宍道湖クルーズ。
それにしても、宍道(しんじ)湖ってどうしても読めなくて、わかってるのに頭が勝手にしどう湖って言いたくなってしまう……。
船の一番上まで上ると開けた視界に湖と周りの山々が見えてとても気持ちがいい。もはや海!
天気が良く暑すぎない気温のため、調光サングラスがこの濃さ。(調光サングラスは紫外線が強く気温が低いほど濃い色になる)
船が折り返しルートに入って(一周するには宍道湖は大きい)宍道湖大橋に差しかかる頃、添乗の船員さんが一番上までやってきた。多分てっぺんで立ってると松江大橋をくぐる際に頭をぶつけるからそれを教えに来てくれて、そのついでに色々お話を。
松江大橋は人柱の逸話があり、船内アナウンスで教えてくれるんだが、それのプラスアルファのお話をしてくれた。他にはもうひとつ人柱関連で松江城の話や、船から見える建物の解説、宍道湖のしじみ漁の話など、やっぱり現地の人からお話を聞けるのは旅行の大きな楽しみである。
乗ってよかった宍道湖遊覧船はくちょう!
ランチはチェックしてたお店行ったらみんな予約で満席だった…!予約入れちゃうと行動が縛られるので入れなかったけど、やっぱり必要だな🥺
歩いてて思ったのは宍道湖から松江駅の間はおしゃれなお店が多いなあということ。入ってみたくなるパティスリーもいくつかあるし、あとスパイスカレーが流行ってるのか?何軒かあってどこも気になった!でも平日しかやってなかったりして振られまくり😂
やや疲れてきたところで循環バスの松江レイクラインに運良く飛び乗れたので、チェックしてた最後の一軒、カレー屋さんに無事辿り着いてお昼です!
Spice&curry LAMP
トッピングでオクラ入れたらたくさん入ってて嬉しいしカレーおいしい!ご飯の炊き具合がもう少し硬め粒立ち系だったら私はなお嬉しい。
あと、お隣にマラサダ屋さん991がOPENしたばかりで、インスタフォローすると試食を揚げたてで出してくれます。ありがたくお願いしたら、これがおいしかったー!カルダモンにしたんだけど、癖になるスパイス感と揚げたてもちもちのおいしさよ…♡
おいしかったしもう一個全然食べられる!買ってこ!って言ってたらもう完売していた……試食食べられてラッキーだったね🥺
さて午後は松江駅からバスに乗って平濱八幡宮・武内神社へ。
ここは落ち着いた静けさのあるところで、私はこちらも好き。寂しいと感じる人にはちと寂しいやもしれないが……。お祭りとか新年はたくさん人が来るんだろうなあという駐車場の広さであった。
そして松江に戻るルートは東松江駅まで歩いて電車を選択。夏休みのような田んぼと住宅街の道を歩きながら往年のりぼんコミックスの話をしていたら余裕だったはずの発車時刻が迫ってる…!
速歩のち小走りで無事駅についてよかったー!
松江駅に戻り、残り時間は島根県立美術館へ。
にょろんとした素敵な建物。
展示を見る時間はないので、カフェでジンジャーエールを買って湖畔で一休み。
↓会話ってタイトルのオブジェよかった。このオブジェの前で延々会話をしていた。
さてそろそろ行くか…と余裕のある時間に駅に向かったはずが、老後にこの元気があるのか?という話をしていたら、あれ!?時間がやばい!!またしても!しかも私はコインロッカーに入れた荷物のことをすっかり忘れていた!改札前であまねさんが思い出してくれたのでどうにか無事乗るべき列車に間に合ったのであった……
宿に着いてから一息ついたら動けなくなりそうだったので、荷物を置いたら即、大倶利伽羅くんを連れて夕日を見に宍道湖畔まで散歩に繰り出した。
雲で本体は見えないけど、美しい夕景。
さて、宿に帰ったら夕食である。
宿は玉造温泉の佳翠苑皆美。
料理は基本に忠実な感じの和食ながら何を食べても美味しくて、量も多すぎずとても満足。お世話して下さった方もとっても感じが良くて、楽しい夕食でした☺️
と言いつつあまり良い写真が無いのだが、十六島海苔と鯛ともちもちの海老団子、しいたけの鍋。具材が全部おいしい!
十六島海苔の説明。
全然別件で十六島海苔のドキュメンタリーを見たあまねさんから以前聞いてたので、今回偶然にも食べられてよかった。
島根の日本酒飲み比べはやまたのおろちが好みだったな🍶
■備忘録献立
食後は温泉に入って就寝。肉体疲労があるからか、あまりに寝付きがよくあっという間に朝になってしまった……
2024.5.12(日)
朝ごはんあまり時間が無くて駆け足で食べたけど、和食の内容がかなり充実してて、もう一度ゆっくり食べたいくらい😭全体的にご飯に非常に満足するお宿だった!
そんなお宿を出発し、今日は山陰本線で温泉津を目指します。海沿いの電車だけど生憎の雨。しっとりした景色も風情があるけどね。
このあたりの鉄道はみんな気動車。最近「世界の車窓から総集編」で電化してない鉄道をたくさん見てたので、親しみがある。しかしなかなか揺れるので酔いやすい方は気をつけて……
そして温泉津の手前、五十猛という駅で下車します。今回の旅を島じゃなくて本州の島根にしようとなったのは、五十猛にある古民家でランチしたかったから。
フレル食堂
広い土間のある、かなり大きな古民家。
2日前までの予約コースは地元野菜や猪、鹿肉などを使ったもの。なんと2600円という、本当にいいんですか?という価格……
■備忘録メニュー
サラダ、猪肉の生ハムをドイツパンにのせたもの
大豆のポタージュ
シャルキュトリー盛り合わせ
猪肉キーマカレー
追加→サングリア・いちじくミルク
ジビエの味付けはやや甘めで、臭みやクセはかなり弱く食べやすい。何食べてもおいしいし、お店のご夫婦はとても優しくて、たくさんお世話になってしまった。本当にありがとうございます!
その後15分ほど電車に乗ったらもう温泉津。温泉津って、ゆのつと読むんですが、最初全然読めなかった。温泉津温泉て、どういうこと?って一瞬頭がバグる。
石見銀山が近い港町なのでかつて交易で栄えたところ。鞆の浦とかと同じ風情を感じる街並みである。
今日はもうあとはのんびり過ごすので、宿にチェックインしてからタオルだけ持って外湯に向かいます。
元湯温泉・泉薬湯
洗い場の無い、温泉に浸かるための浴場。こういうとこ来るの草津以来だけど、私は温泉コミュニケーションが好きなので、結構好き。
ここは「初めての方用」「普通」「熱い」の3種お風呂がある。「初めての方用」は40℃くらいでまあ一番入りやすい。まずはここから入って、徐々にレベル上げをしていく。
「普通」の湯でこの日は43℃くらいだっただろうか。普通に熱い。足がビリビリして心地よい刺激で、上がるとビリビリからボワ〜ッと解き放たれる感じで気持ちがいい。数人いたお客さんはだいたいここで繰り返し浴をしている。なので自然とここでおしゃべりが発生する。
ここであまねさんが涼しい顔で先陣きって「熱い」にスッ…と入っていく。思い切りのいい入りぷりに、先客たちの賞賛を浴びていた。我も続けー!と入ったものの、これはふくらはぎに来るビリビリが尋常じゃない!
足は一番敏感らしく、膝まで入って躊躇せず全身行くのがコツと草津での温泉コミュニケーションにより学んでいたが、それにしたってふくらはぎがイテエーーー!!!!30秒と保たずに撤退をする私……。俺は弱い…(無理はいけません)。
いやこれはこれで足の浮腫がめっちゃ取れてる感あって良いのだけど…。なんやかんやでもうワンチャレンジなどしつつ、元湯を満喫して外に出た時には心地よいぐったり感。これはこのあと運転とか無いスケジュールで来るべき。
元湯温泉の裏には薬師堂や、原爆症適応記念碑などがある。
すぐに次の湯に入るには湯疲れしてたので、ひとまず向かいの薬師湯横のカフェで一休み。
(ちなみに本当はその日のうちに連続温泉浴してはいけないらしいが、知らなかったので多分結構身体に負荷をかけた)
大正のレトロ建築が美しい。
生姜たっぷりのさつまいもぜんざい。
変わったメニューが多いけど、美味しい。
薬師湯
こちらは非常に入りやすい温度で長湯してしまいそうな気持ちの良い湯。しかしあのビリビリからのボワ〜をやりたい人には物足りないかもしれない。笑
館内にあった大きなライトがとてもかわいかった。
やや湯疲れしたので、早めの夕飯食べて帰宿しよ〜ということで、サクッと夕飯して外に出るとすっかり夜になっている。
夜の町並み良い感じ。
帰り道で、行ってみたかった喫茶がまだやってたので、じゃあお茶するか♪
ゲンショウシャ
かわいいタイルのテーブルとランプ。
ショコラテリーヌと桜と楮のお茶。
楮とか野草とか珍しいブレンドのお茶がたくさんあって、どれも味の想像がつかないから飲んでみたくなる。桜と楮は苦み強めで桜の香りしっかりで、なかなか好きなお茶。
今日の宿泊は赭 Soho Yunotsu Old Village Inn & Bar
古民家をとても良い感じにリノベしてある。
そしてこの大倶利伽羅くんが腰掛けた欄間……
部屋のライトを半分消すと影が素敵!
一階はバーになっており、宿泊するとワンドリンクサービスなのでサクッと飲んで往年のJ-POPの話などしつつ、温泉津移住の人たちの暮らしを垣間見たりなどした。
2024.5.13(月)
朝の電車が早い話をオーナーにしていたら、おにぎりのテイクアウトを近所の店に頼めるよということで、お願いしていた色shikiさんのおにぎりを頂く。(宿は素泊まりのみ。おにぎりは昨晩届けて下さった)
メモ嬉しいし、雑穀米でそぼろの味付けもすごいおいしかった♡
宿のオーナーにもとってもお世話になって、温泉津のことも色々教えて頂きました。立派な登り窯が二つある窯元もあって、車できたらこの辺回るのも楽しそう。移住するとどんな感じかも聞きつつ、自分がこういうとこに移住するとどうなのかなーという想像をしたりもした。
そして温泉津から「スーパーおき」に乗って出雲市駅へ。
ここまで来たらやっぱ行っとくか出雲大社!ということで、一畑電車に乗り出雲大社を目指します。
今日は晴れで、出雲大社の背後に迫る山が良い感じ。
神社にあまり縁の無い私ですが、出雲大社は緑深くて清々しい場所で、思ったのの数倍良かった!山の力を感じる!(どんな風に思ってたの?)
お賽銭を入れる場所が多いと以前行った両親に聞いていたので、自分が特に信心したい社に入れようと思い、かまどの神様に多めにお賽銭しました。笑 一生おいしいもの食べたいし食を楽しみたいので!!!
因幡の白兎かわいい。
大倶利伽羅くんは、こういう時でもマイペースです。
お参りしている間、四拍手してる人が多いのでなぜ4回?と不思議に思ってたら、出雲大社は四拍手なんだーって出雲大社を出るころに知りました。
ガチぽい人は初老のご夫婦が多く、もうあなたたちの縁は結ばれているのでは?とこちらも不思議に思ったけど、これはもしかして娘息子の良縁祈願だったのかな。そう思いいたってから、うちの両親も出雲大社行った時私の縁結び祈願してたわって思い出した。人生で豊かな出会いがあると嬉しいので、祈願して頂いて全然よいのだけどね。笑
お昼は昨夜バーでおすすめを聞いておいた出雲そばのお店で。
手打ち出雲そば きずき
鴨南蛮があるよ!と言われたのでつい鴨南にしちゃったけど、半分割子にすればよかったかも、せっかくだから。しかし出雲そば、好みの食感!
月曜だというのに出雲そばのお店はみんな並んでて、きずきはちょうど並ばずに入れるタイミングだったのでラッキーだった。土日はもっと混むんだろうなあ…月曜に行く旅程にして正解だった気がする。
そういえばこの旅の前に、私は定期的に来るミュージカル薄桜鬼ブームに乗っており、道中の悩み相談にすぐ薄ミュ土方さんのセリフで返すなどしていた。それもあってかなり新撰組の話をした旅だったんだけど、この蕎麦屋の隣の席からタイムリーに「新撰組の屯所は〜」みたいな会話が聞こえてくるではないか……。こういう偶然て楽しいですよね。出雲に来る人、歴史好きが多いのかな。
さて、食後はちょっとデザートしたかったので参道の彩雲堂 神門通りアエル(Ael)店で出雲あんぱんぜんざいを食べ歩き😋
絶対おいしい予感がしたから、家へのおみやげにもあんぱんぜんざいとあんクロワッサンを。実際おいしかったので買ってよかった!
電車まで時間があるので、もう少し参道をふらっとして、アントワークスギャラリーで小さい花瓶を購入しました。他にも島根の作家さんの個展をやっていて、どれも素敵だったな。
買った花瓶に庭のラベンダーとタイムを生けたらぴったりで嬉しい。
出雲市駅に戻ったら、もう特急+新幹線で帰るだけ~とお土産買って待合室でおしゃべりしてたら、不穏な駅アナウンス……
なんと、乗るはずの特急が倒木との接触で運休になったってー!?慌てて改札に行って駅員さんに相談すると、倒木の程度は軽いから一本後の特急が動かせるとのことで、その特急と乗り継ぎの新幹線まで手配しなおしてくれることに。正規の駅員さんではないのかもしれない女性が券売機の画面をすさまじいスピードで打ってあっという間に手配してくれてポカーンとしてしまった。手練れである…すごい……ありがとう😭🙏
そんなわけで一時間ほどフリータイムができてしまったので、時間があったら行こうと言っていた酒造に行くのにちょうどいいじゃん!となり出発!
旭酒造
出雲市駅から徒歩5分くらいで行けるのがありがたい。100円で6種類を10mlずつ試飲できるのが楽しい酒造。
お店の方もすごく楽しくお酒の相談に乗ってくれます。私は甘酒と干支ラベルのデザインがかわいいからそのステッカーやてぬぐいを購入。
卯年の、かわいい。
今日は出雲大社だけかなーと思っていたところ、短い時間ながら満喫できてよかったなーと思いながら、今度こそちゃんと特急に乗れて、19:00に岡山にたどり着けました。しかし特急スーパーやくも、せっかく新型車両だったのに私は疲れが出たのか頭痛と吐き気で全編ぐったり眠るしかできず…くやしい~😭
でも新幹線では元気になって、おしゃべりしてたらあっという間に東京ついてた!
帰るのは遅くなっちゃったけど、一時は今日中に帰れないかも?!と思ったりもしたから、無事帰宅できてよかった~。
毎度marimekkoのデカバッグで行ったので、荷物入れすぎ激重で帰宅したらぐったりだった。笑
でもおみやげいっぱいでうれしい~!
出雲番茶、どれも「はま茶入り」って書いてあるんだけど、どこにも「はま茶」とはなんぞやの説明が無く、はま茶の謎を解くために私は出雲番茶を購入した。まだ飲んでないので、飲むのが楽しみである……
それにしても、サンライズ出雲の旅とタイトルにつけながら、ただの長すぎる島根旅行記だったんだが、寝台列車自体はまた乗りたいので次はWEST EXPRESS銀河を狙っています!!
ロードバイク趣味の話④千葉の真ん中はいいぞ!
特に隠す気もない千葉県民なんですが、ロードバイクに乗るまで千葉の真ん中の方ってあんまり行ったことが無かった。チーバくんの胃のあたりって言ったらわかりやすいだろうか。車で行くなら館山とか銚子とか、海沿いの端の方まで行っちゃうのでなかなか目的がないと行かない場所です。
ではなぜ真ん中に行くことになったかというと、ロードバイクでちょっと気合入れた距離と高低差を乗りたいって時にちょうどいい場所なのです。なおかつ輪行するほどの遠出じゃない。
私は平地巡行を愛してるので積極的にはヒルクライムはしない主義なんですが、姉のマリさんはちょっと坂登りたい派。そんなマリさんが軽めのヒルクライムルートを恐る恐る提案してきたので、じゃあ行こうかとなったのが千葉の真ん中、長柄町近辺開拓の始まりでした。
この辺だよ!
2021.5.8(土)
9:00に出発!
せっかく行くなら、おいしい店に立ち寄って道中の行動食を買おうと、一度寄ってみたかった幕張のパイ屋さんに寄った。ロードバイクに乗ることは、食を楽しむことも絶対にセットなのだ…罪悪感なく食べられるカロリー消費をするからね!
PIE&COFFEE mamenakano
そこからしばらくはおもしろくない千葉の市街地を走り、いよいよクライムが始まる大仏通りという道に入る。
大仏、なかなか、これはなかなかキツいルートだぞ…!両脇にゴルフコースがあり、それは、絶対アップダウンがあるやつだよ!
下り坂を見ると、下ったら上らされるんでしょ?!いやだ!下りたくない!て言う人なんですよ私!でもクライムするためにこの道に来てるんだから当たり前か……と支離滅裂なことを考えながら上っていた。結構なきつさに、マリさんは私がいつ「もう帰る!」って言いだすかひやひやしてたらしい。
まあ、ヒイヒイ言いながら登り切り(実際にはきつくなると無言になる)、無事に長柄町にあるカフェにたどり着いた。ランチです!
caffe e pane macchinetta
大仏通りに入る前に電話で予約を入れてたんだけど、すぐ満席だったから予約して正解だった!
見落としそうな入口に、素敵なおうち。
色んな種類の地場野菜が入ったサラダはとってもおいしい。
ご飯が多古米で、炊き具合も最高で涙が出るほど米が美味い~!すねシチューもすごーくおいしい!
お店の方も感じがよくて絶対また行きたいお店です。ほんと米がうまい。
お腹いっぱいになりながら、次なる目的地へ。
秋元牧場
観光牧場ではないので入っていいのか一瞬迷うとこなんだけど、立ち入り禁止エリア以外は入ってお散歩できる牧場です。
ちょうどシロツメクサもアカツメクサも咲く季節で、牧歌的な景色の中に牛がいる。
敷地は広大で、牧草地が広がるなんとも牧歌的な景色で最高。北海道が舞台のドラマや映画で、北海道ロケに行かずにここで撮影をすることもあるらしい。
さらに奥に進んでいくと、馬もいる。
馬の放牧地の近くには馬場があり、乗馬を終えた馬たちが待機していた。かわいい……。
コロナ禍前はジンギスカン食堂やお蕎麦屋さんやカフェをやってたみたいなんだけど、今はどうなってるんだろう?
とにかく何から何までゆる~い牧場だし人もいないので、のんびりしに行くには最高の場所だと思う。
そこからちょこちょこアップダウンしたりして先を目指します。でも最初の大仏通りよりは全然きつくなくてホッとしたー!
そして行ってみたかったパンと焼き菓子のお店へ。
パンと菓子 VERVE
田んぼばかりの田舎道にある、ひっそりしつつも雰囲気ある佇まいの古民家。ちょっと上の位置に家屋があるし、下にある看板も小さいので見落とし注意のお店です。
クランブルタルトとスコーンとお茶を頂く。
ここのスコーンが私は一番好きかもしれない。フワフワよりはサクッと寄りで、層になった感じがかなり好き。クリームは無く自家製ジャムがつく。個人的にはクリームが大好きなので、あったらさらに嬉しい。笑
おみやげにも山ほど焼き菓子買った!パンも!うれしい~!
会計の時に店の方とちょっとお話したら、この近所の笠森観音が良いから時間あるなら寄っていったらと勧めていただいた。
拝観時間にややぎりぎりだったけど、行ってみることに。
笠森観音
ここは行ってよかった!とってもいい!
お堂は三階建てみたいな、今まで出会ったことのない作りで、靴を脱いで階段を上っていく。お堂自体は小さいけど外回りが一周できて、ウグイスの鳴き声と新緑に囲まれながら遠くを望めてとても気持ちがいい。
その後、日も暮れて来ちゃうので帰路につくんだが、行きの大仏通りに比べたらなんとも楽な道をスイスイ走って、18:30には見慣れた幕張の浜まで帰ってきた。
サンセットを見ながら、朝買ったのに食べる機会が無かったチェリーパイを食べてあとはのんびり帰宅。
総走行距離100km弱で充実したチャリ旅でした。
2021.9.19(日)
この時の旅の目的は手堀りトンネルである。これもロードバイクで千葉県内を走りまわるようになって初めて知ったんだけど、千葉県は手掘りトンネルがたくさんあるのだ!
この方のサイクルブログで紹介されている隧道(トンネル)で、行けそうなところから攻めてみようと、今回は茂原へ。
105hillclimb.com
茂原市は、長柄町のお隣にあるのでやっぱりチーバくんの胃のあたり。
長柄町と茂原市の境あたりにあるmacchinettaでまたランチしてから、初めての茂原に到着!
まずは美味しそうな焼き菓子屋さんに立ち寄る。初めて行く土地の焼き菓子屋さんチェックは重要だからだ。
CUISSON
ここでクロワッサンとクッキーを購入。
クロワッサンおいしかったけど、中のほうがやや生っぽさがあったので自宅でリベイクした方がおいしそう。
そして隧道があるはずの方へ進んで行くも、かつての新興住宅街という風情で、こんなところに本当に手掘りトンネルが?と思ったら、あったー!
住宅街のすぐそばにぽこぽこ手掘りトンネルがあるおもしろさが茂原の妙味だなと思ったけど、住宅地のはずれはもうかつての田園風景が広がっていて、ニュータウンを作るってこういうこと、というのを感じる。大網白里で多頭飼育の犬に追いかけられた時も思ったけど、地続きの発展ではなくて里山に急にボン!と住宅街セットを乗せられた感じ。それの善し悪しを論じる気は私には無いけど、この景観への興味深さがある。
あと、自分が子どもの頃は近所の空き地の草花で色々遊んだから、こういう環境が近くにあるのは楽しそうだなあと思ったりもする。
整然とした住宅街からすぐこの景色。
茂原のトンネル群を堪能してから、お茶して帰るために長柄町のVERVEへまた訪問。
暑かったので、ゆずジンジャー的なのとスコーンを頂く。やっぱ、おいしーー!
店主と会計の時にお話しして、今日は手掘りトンネル巡っててと言ったら、笠森観音のそばにもあると教えてくれた。じゃあそこに寄って帰ろうということで、今日の〆隧道。
手掘りトンネルの何がおもしろいの?と言われるとそれまでなんだけど、私は昔から古いトンネルとか結構好き。ちょっと怖いとこがいいんだと思う。
あとは、これを人の手で掘ったのかーとかそういう昔の景色や営みに触れることが興味深いのかな。
そんなわけで、千葉の真ん中あたりは素敵なお店も牧場も里山風景も隧道もあって、結構近くてめっちゃいいんだぜ!って話でした!
【おまけ】
チーバくんの頬下あたりなので真ん中ではないけど、他に書く機会も無さそうなのでもう1個書いておきます。
2021.5.4(火)
前日に伊豆から帰ってきて、ややお疲れ気味ではあったが5月の快晴かつ風がほとんど無いというロードバイクには好条件過ぎたので、一度行きたかったとこへお出かけ。
DIC川村記念美術館
そう、佐倉市のはずれにあるみんな大好きDIC川村である。
この時は美術館ではなく、そこに行くまでのライドと行った先での庭園、キッチンカーが目当て。美術館やレストランを堪能したい時はやっぱりそっちに合わせた格好をしたいので、自転車スタイルの時は別の楽しみ方がベストです。
この木漏れ日写真だけで5月の快晴ライドがいかに良いか伝わってしまう(伝わってください…!)
快晴とノンアルモヒート🍋
食後に芝生でのんびり寝転がってたら、帰る時にはもう一杯なにか飲みたくなって苺ミルクを追加🍓
本当に気持ちが良い日だったー!この日はルートは、ちょっと失敗したなって感じだったので(路肩が狭くて渋滞に巻き込まれた)、別ルート開拓しつつまた自転車でも行きたいな。
🚴ロードバイク始まりの話はこちら
tabiyuki.hatenablog.com
🚴九十九里とかいすみ市方面の100km超ライド
tabiyuki.hatenablog.com
京都🍁(清凉寺→大覚寺→北野→千本釈迦堂)
定例京都、秋。
紅葉の京都は結局12月第一週がベストかなーという何年か行ってみての結論である。11月よりやや空くのも、紅葉がかなり赤くなってるのも良い。始まりより終わりが個人的には好みなのかもしれない。
最近の混み具合が如何ほどなのかは、混雑地域を避けてるのと自転車しか使わなくなったことであまりわからない。でも新幹線はほぼ満席だから混んでいるに違いない。さすがである。
2023.12.3
のぞみの予約はスマートEXでずっとしてるんだけど、ここに来て慣れによるミスが起こった。
前日夜にスマートEXから来る予約確認のメールを一応確認するか、と見ながら9:20東京発で11:00前には京都に着くなんてほんとに新幹線は速いな〜なんて思っていた。いや、速すぎないか?!!!
一瞬後にエッ?て思ってメールをよく見直すと、行先が名古屋になってる!
ワァーッてなって慌てて空席を探すも、埋まってる!土曜ならまだしも日曜朝なのに?!紅葉シーズンやば……となって、どうにかこれなら間に合いそうというのぞみの空席を見つけて予約申し込み。もう夜中だったので、スマートEXの予約時間外だからこの席も明け5:00に予約が確定なのだ。先に時間外申し込みしてる人がいたら取れないことになる。冷や冷やである。
しかし不安な気持ちで眠りについたはずなのに、起きた時には座席予約のことなどすっかり忘れていた。私の記憶力とか不安なんて、睡眠で無に帰すのだ。
ツイ廃なので朝イチTL巡回などしている時に、メールの通知入ってるな、なんだろ?くらいの気持ちで見たら無事座席が取れていた。連番では取れてないけどすぐ近くだしほっと一安心。
慣れって恐いですね。ちゃんと行先をよく確認してチケットを取りましょう……
そんなハプニングがありながら、無事に新幹線ホームへ。車内販売が無くなったので、ホーム自販機に移ったシンカンセンスゴイカタイアイスを買ってみる。
フツウノカタサノアイスになったことに一抹の寂しさを感じるね、伽羅ちゃん🥲
京都についたらいつも通りでレンタサイクルを借りてGO!
KCTP
自転車のラインナップに3段ギアのママチャリが加わっていて、これは嬉しい。今まで借りてた8段ギアのシティサイクルはトップチューブがママチャリみたいに凹んで無いからタイトスカートとかで乗れないのと、カゴが浅くて荷物が落ちそうなのが困りものだったのだ。
ただ、やはり走行性能はやや落ちる。どっちを取るかなので、碁盤の目内をゆるっとまわるならママチャリで、嵐山とか遠くまで行くならシティサイクルってとこかなー。
さて今日は時間が無いので宿に寄らずにランチ直行。
京都にはもはやご飯を食べに来てるようなとこあるので、いつもの店の季節メニューを楽しみにしている。
Cenetta Barba
前回、夜メニューの召喚という悪い技を会得してしまったので、今回もこのメニューにシャルキュトリー盛りを追加してまいります。
いつも野菜がたくさん取れて嬉しい。
猪と聖護院大根のパスタ、うまみがすごくあって美味しかったー!
今回はデザートがかなり苦いキャラメルジェラートに林檎のコンポートで、今までで一番好きなデザートだったかも。見た目は茶色しか無いので映えないが…笑
満腹のち、宿に荷物を置いて嵐山へ。
なんかめちゃくちゃきつい……ママチャリだからきついのか、ステルス向かい風なのか……。フラットに思える丸太町通、改めてママチャリで走るとそれなりにしんどいアップダウンがあるのだと思った。
広沢池はまた水抜かれてたけど対岸の山の紅葉が美しい。鷺もたくさん。
この間、時間が無くて駆け足拝観だった清凉寺をもう一度ゆっくり拝観。
本堂ではちょうど法事をやるとこで、本堂内を拝観しつつ聴いてたら、かなりリズムの良い太鼓と木魚とりんが入るやつでよかった……お坊さん2人の声もよくて絶妙な音程差の重なりがいい感じ。
紅葉、真っ赤だね伽羅ちゃん🍁
その後大覚寺に寄って、また丸太町通りから下立売通りをせっせと漕いで北野天満宮へ。
刀剣乱舞の源氏兄弟コラボイベントが行われていたので、初めてもみじ苑に入った。夜というのも良さを底上げしてたかもしれないけど、もみじ苑すごくよかった!高低差がかなりあって、たっぷり楽しめる。
紅葉も真っ赤に色づいていて美しい。
最後にお茶菓子とほうじ茶が頂けるんだけど、アツアツのお茶で冷えた身体もあったまるしお茶菓子がとてもおいしかった。
老松の北野大茶湯という和菓子で、若鮎みたいな感じのもっちりした生地に白味噌餡が入ってる。お茶菓子付きの拝観ってお干菓子か練り切りとお抹茶が多い印象だけど、個人的にはこのもちっとした和菓子とほうじ茶っていうのはめちゃくちゃ嬉しい。
例年に比べて今年は暖かいんだけど、日が暮れるとやっぱり底冷えする京都。もみじ苑で冷え冷えになった身体を自転車であっためてホテルに帰り(時間が毎度ぎりぎりで、ホテル付いた時には汗だくだった)、夕飯へ。
夕飯はいつも同じ店だけど、近年は予約が必須の人気ぶり。そんなに気取らずおいしい和食を食べて日本酒をほどよく飲む、大好きなお店です。
御旅屋
こっぺ蟹の季節!冬はこれが嬉しい。
あと、ぽん酢仕立ての白子の茶碗蒸しが大好き。
最近ジンが好きなので、一杯目をジンにしたら結構酔ってしまったけどおいしかったな。
〆は前回に引き続き釜炊きの白米が恋しくてちりめんご飯。おいしいんだー!
2023.12.4
リピート宿泊のHOTEL MUSO、朝ごはんサービスのホットドッグがいつもあんバターなのでそろそろしょっぱいの食べたいなと思っていたら、さすがに何度か泊ったので今回は別メニューを提示してもらえた笑 一泊の場合は一番おすすめのあんバターを案内してるらしい。確かにおいしいあのあんバター。
で、今回は京都のソーセージのホットドッグにした。スタッフお兄さんのおすすめはビーフパストラミだったんだけど、ソーセージが好きでつい…すまない。どこのソーセージだったか思い出せないから次にまた聞こう。おいしいソーセージでした!
さて、今日はのんびりスケジュール。
冬だけど、季節メニューがおいしそうだったから前回同様かき氷を食べに。
京氷菓つらら
クリスマスメニューもおいしそうですごい迷ったけど、ハロウィンメニューだったらしきかぼちゃとクリームチーズのやつにした。まったりしたかぼちゃとこってりしたクリームチーズの酸味が最高に合うんだな~
ペロッと食べて、住宅街をのんびり自転車で走って次は前回行けなかった千本釈迦堂へ。
人はほとんどいない。静かで良いお寺。
月曜なせいもあるかもしれないけど、休日に前を通った時も全然人がいなかったのであまり来る人いないんだと思う。広隆寺と同じにおいを感じる。あそこも最高なんだけどいつも人がいない。
国宝の本堂は応仁の乱で焼けなかった珍しいお堂。山名宗全がこの寺だけは守りたいと言ったことで残ったということみたい。焼けなかったものの、本堂内の柱には刀傷がしっかり残っている。
私は仏像の造形美や静かなお堂というものが好きで寺に行っているが、歴史の話も一緒に楽しめることが一番の好きなところかもしれない。
本堂も見応えがあるし、奥にある霊宝殿もかなり良い。
特に快慶作の十弟子像が圧巻の出来。この人めちゃくちゃデッサン上手いんだろうな……みたいな感想。あとキャラの描き分けがめっちゃ上手い。
ここ↓に全部載ってるけどやっぱり実物見た時の「うまっ…!」みたいな感動が忘れられない。
artexhibition.jp
ちょうど数日後に千本釈迦堂の大イベント大根炊きを控えていたようで、境内ではテントが出て大根炊きの準備が進められていた。Googleのクチコミで大根炊きの様子を見たら、おいしそうで一度行ってみたい。
今回訪問する寺社はこれで終わりで、遅めのランチをしに中心地へ戻る。
水上製作所
ここは昼から通しでやってるのでランチ時間はずれても食べられるしおいしいのでありがたいお店。
今日食べたのはこれ。
ジャンボンブール。バゲットがとてもおいしいのと自家製ハム、惜しみないバター。美味しくないわけない。
色々ナッツのリーフサラダ。野菜はいつも食べたい。
鶏レバーときのこのパテ。実山椒ときのこの香りが良い。
しらすのオリーブオイル漬け。これ天才的に美味い。しらすって最高。
あとは自家製ベーコンのソテーと聖護院蕪のポタージュも頂いて、たっぷり食べて大満足~。
おやつの予約が16:00からで、そこまでに結構時間があったのでちょっと行ってみたかった頂法寺(六角堂)に立ち寄る。
とても街中に突然の寺。
鳩守りなど鳩グッズが多いのはこの寺に鳩が多いからなのか。
本堂の蝋燭台でおしりをあっためる鳩がかわいかったので、あっためるための蝋燭を追加で灯してきた。
そしてちょっと早いけどおやつ。寒くて早めに室内に入りたかった。
SUGiTORA
いつもはパフェだけどちょうどクレープを店内でも食べられるようにしてくれた時だったので、今回はクレープ!
キャラメルりんごのクレープ、中身もパフェと同じように酸味系のものやクランブルが入ってておいしい。かなりのボリュームでお腹いっぱい…紅茶が3杯は必要です私には。
12月なのでクリスマスクッキー缶を買える時だったのでお持ち帰りも🎅
嬉しい!かわいい!
最後にホテルの隣のお不動さんに挨拶して、ホテルで荷物受け取って京都駅へ。
次は春かなーと思ったけど、結構初夏がよかったから初夏でもいいかも。姉家族も京都チャリ旅したいと言ってたので、それもいいな~人数いれば町屋一棟貸しとかよさそう!
🐎馬旅北海道🐎
子どもの頃から馬が好きである。特に鼻が好きで、こう、ぶにっとしたくなる。
初めて競馬を見たのはNHKマイルカップで、抹茶色のシャドウロールがかわいいからと応援したタイキフォーチュンが勝って、これがビギナーズラック…!と思ったものです。
小学生の頃フリマで一目惚れして50円で買った馬のぬいぐるみは私に溺愛され、すべての旅行に連れて行かれていた。こういうところ、今もむかしもなにも変わっていない。
ちなみにそのフリマ馬ぬいは身ぐるみ剥がされてたので名前もわからなかったけど、最近オグリキャップぬいだったと判明した。
この子。年季入っとる。
が、競馬からはかなり長いこと離れていた。特に理由はなかったし、その間も馬とかロバがずっと好きだった。けど競馬は見てなくて、1年前にミニチュアホースに子どもが乗ってレースする九州の地方競馬のイベント動画を見たらあまりにかわいくて、そこからミニチュアホースの動画なんか見てたらいつの間にか競馬見るようになって、競馬場にも行って、SNSでたくさん馬の情報見るようになった。今は好きな馬の仔馬時代や色んな動画が見られて、本当にありがたいですね。
そうこうしてると、引退馬に会えるならば、好きだったあの子が元気なうち会いたいなと思うようになり、今回の旅が始まったわけです。
※馬の寿命は長くて35歳くらい
馬産地は見学可能なシーズンが限られてる場合が多く、繁殖シーズン外の7月〜1月とか。雪が降ってからは移動が心配なのでその前に、でも夏が今は暑いから秋がいいなと思っていた。
国内旅行ですっかり毎度お世話になっているPeachのセールの時に飛行機取ったんだけど、11月の3連休のとこだからPeachだけどだいぶ高くて、次回は連休は外そう…と思いました。それでもLCC以外よりはやっぱり安い。
足と宿を手配して、あとは大事な牧場見学の予約。
競走馬のふるさと案内所に問い合わせて、予約のいるところは予約して、注意事項を読み込んで、いざ馬産地へ!
行ったのはこのあたり。
🔴1日目 🔵2日目 🟢3日目
2023.11.3
前述のセールでも高かった飛行機、少しでも安い便にしたかったので7:45成田発。4時起きコースである!でも9:30には新千歳空港に着けるので、起きるのさえ頑張ればこれは全然ありだなってなった。1日目もたっぷり行動できる!
今回の旅のお伴はいつもの伽羅ちゃんと、サラコレプチのゴールドシップ。
朝早かったせいで、搭乗した時にはもうお腹が減って死にそうになってたので、機内販売の炙り牛スープとみかんジュースを購入。炙り牛スープ、無化調ですごいおいしかった…家でも飲みたい。
アナウンスしてくれるCAさんがかわいらしく喋るダイエット中お兄さんで、機内アナウンスにもたくさん御当地食とダイエットの小ネタを挟んでくれるおもしろい方で、朝からハッピーなフライト☺️
馬産地を車無くしては周れないだろうとレンタカーを手配してたけど、時期的に降雪の報告もある頃だから一応スタッドレスタイヤをオプションでお願いしてた。
そしたら山を攻めると思われたのか、コンパクトカーでお願いしてたのがなんかグレードアップされて山も登れそうなオフロード寄りのでかいやつになってる!距離走るし燃費的にコンパクトカーが良かったんだよー😭となりながら今回の相棒に乗車。なんか見ためはゴツくてレンタカーらしからぬカラーリングでかっこよかったんだけどさ……
ところで、機内でスープを飲んだもののやはり空腹なのでまずは苫小牧の道の駅に立ち寄り。
蒸したて焼売がめちゃうま🐷
高速に乗って日高まで着いたら、もうそこは馬産地…!
そこかしこに大小様々な牧場がある。
道路脇に放牧地がすぐあって、馬がいたりいなかったり、その背後の丘は紅葉で色付きとても綺麗。
しかし海沿いから離れた山の方に向かう道は、どこから熊が出てきてもおかしくなさそうな場所で、ちょっとドキドキしながら車を走らせる。
最初の目的地はビッグレッドファーム
見学可能時間を勘違いしてたので、一旦前を通り過ぎてまずはお昼ごはん。
馬のカメラマンさんがTwitterでおすすめしていた静内町役場の目の前にあるラーメン屋さん、龍巳
やっぱり北海道来ると味噌バターコーン食べたくなっちゃう…!チャーシュー麺にバターコーントッピングして餃子もつけたらもう、手を止めたら食べられなくなる…!という予感がしたので、ウマイウマイと言いながら一気に行く。
チャーシューがちょっと燻製ぽい味がして柔らかくて、いやーめっちゃおいしかった!!餃子も野菜の甘みがおいしい!
スープは濃かったら薄めてくれるスタイルなので、次回は少し薄めようかな。
そして再びビッグレッドファーム。
聞いてはいたけど、すごく綺麗で素敵な牧場。厩舎もクラシカル。
写真撮影はできるけど私的利用の範囲でのみなので、SNSやブログには載せられない。傘がダメ、場内での飲食は車内も含めてダメ、このあたりをうっかり忘れないようにと、車から降りる前に注意事項を復習。
事務所で記帳して、いざ!
広い放牧地をのんびり使う種牡馬たち、みんな立派だ…!
馬の咀嚼音が好きなので、ひたすら草をブチッ、ギョリ…ギョリ……しているのを見て聴いて大満足……。あと前脚を踏み込むダンッ!て音もすごくよかった。大きい生き物なことを感じる。
ビッグレッドファームといえばゴールドシップ。
やはり人気者で、ゴルシの放牧地は人が多い。どんぐりみたいな目がかわいかったし結構近くで見られた。
雄大な景色と、黄色のイチョウやプラタナスの大きい葉がたくさん散っていて、お掃除大変そうだけど秋の風情でとても良い。
しかし馬産地を車で走ってると、好きな馬の生産牧場とか、いつもSNSで見てる牧場とかがぽこぽこ出てくるから、「あ!ここ〇〇の実家だ!!」みたいなオタク特有の語彙で大興奮してしまう。どこ走ってても楽しいなんて、なんて良いとこなんだ。
本当はこの日は時間があればうらかわ優駿ビレッジAERUまで行って、さらに強風で有名なえりも岬に行こうと思っていた。
……そんな時間全然無い!!
やっぱり北海道は広い。何度来ても何度も同じこと思うし時間が足りなくなる。
太平洋に沈む夕日と写真を撮ってたらあっという間に暗くなってしまい、大人しく宿に直行。
良い夕日だったね。
放牧地のすぐ横にあるホースヴィレッジ ペンション馬の宿
夕飯は炭火で北海道の海の幸を堪能し、畑で採れたてのスケールのでかい野菜もたくさん頂いた。
炭火だとサンマの骨まで焼いて骨せんべいにして食べられる!肝までおいしい〜!
お風呂はシャワーのみなので、車でちょっと走ったとこにある温泉へ。観光地じゃないから安い……海辺の広いお風呂と温泉はやっぱりいいなー。
2023.11.4
朝は窓から隣の放牧地の当歳馬たちがちらちら見える。この時期は離乳してるから、同い年の仲間たちとやんちゃに過ごしてるのが見られてとてもかわいい。
朝食も地元のものをふんだんに使って、ほっとするやさしい味でお母さんが1人で作ってくれている。
ご飯はたくさん食べないとお母さん残念がるのでたくさん食べました。
白老の明太子がすごいおいしかったー!
チェックアウトしてから浦河の街まで出て、お墓に供える花束を作ってもらうべく、目星をつけていたお花屋さんへ。
小さな街だけど花屋さんは何件かあるのは勝った馬の牧場などへ祝い花が送られるから。
ちょうど前日に地方競馬の大きいレースがあったので、この日は花屋さんみんな忙しいらしく、一件目では今から配達だし花束作るのは無理ですーとなってしまう。これはみんなそんな感じかな…と思いつつ2件目の嶋村生花店さんへ。
ここもやっぱり祝い花の準備で大忙しという感じだったけど、聞いたらOKしてくださった。嬉しい。
花束が無理ならそれはそれで仕方ないかなと思ってたんだけど、昔好きだったエリモシックちゃんのお墓がある牧場に行くので、できれば持っていきたかった。本当にありがたい。
手早く作ってくれて、包装紙やリボンも好きな感じでやってもらえてうれしかったなー。
花束が手に入ったところで、まずはマリさんのかつての推し馬ヒシミラクルくんがいる中村牧場さんへ。
こちらは要予約。SNSやブログへの写真・映像投稿はミラクルくんのみOK(建物や他の馬・場所はNG)。
着いた日は11月の北海道と思えないほどあったかかったけど、今日は普通に寒い。
ミラクルくんは、人が来るとおやつをもらえるとわかってるので、ルンルン近づいてきてくれました。
かわいい。
でも見学者がおやつあげるのはNGだからごめんよ……と思っていたら、牧場の方がいらしてニンジンを持ってきてくれた。見学者がいる時はそうしてくれるのかな。
ミラクルくんのことから雑談までたくさんお話ししてくださって、すごく楽しかったー!
牧場猫のトラちゃんもとても人懐っこくてずっとそばにいてくれてめちゃくちゃかわいい…ミラクルくんもとてもかわいい。
そして次は私が最初に競馬を見た時の勝ち馬タイキフォーチュンさんがいる本桐牧場さんへ。
こちらも要予約。写真と映像はリアルタイム配信でなければネットへのUPはOK。
白樺並木の道を入っていくと事務所のある駐車スペースがあり、利発そうなワンちゃんがしっぽをブンブン振って駆け寄ってくる。待って!まだ駐車してないから、危ないよ…!!でもめちゃくちゃかわいい!
事務所へまずご挨拶して記帳。
そのあと、エリモシックちゃんのお墓にご挨拶。偶然にも、私が昔好きだった2頭の馬は引退馬協会の預託馬になり、余生を同じ牧場で過ごしていたのでした。これも何かのご縁かなあ。
そしてフォーチュンさんのいる放牧地へ案内してくださる。ちょっと見えづらい位置にフォーチュンさんがいたので、ちょうど空いていた隣の放牧地に入っていいですよと言ってくださり、おかげですごく近くでフォーチュンさんを見られた。お心遣いに感謝しきりである。
もう30歳のフォーチュンさん、年齢が馬体には出ているものの、まだまだ食欲旺盛で元気に草を食べまくっている。その姿を見てホッとしたし、嬉しくなってしまう。
冬毛もこもこでぬいぐるみみたいにかわいい。
スマホを向けるとカメラが向けられてるとわかってるから決めポーズでピタッと数秒止まってくれる。かっこいいおじいさんですね。
フォーチュンさんの近くの大きい放牧地では当歳馬たちがこちらを興味津々で見ている。好奇心旺盛ですごくかわいい…
穏やかで良いところで、きっとシックちゃんも穏やかな余生を過ごせたのではないかな…
フォーチュンさんと穏やかな時間を過ごした後は浦河まで戻ってChicken&curry さっちゃんハウスでスープカレー。
マリさんはココナッツベース、私はトマトベースにしたけどどっちもおいしい!!
スープカレーってほんと良き食べ物!
今日はもう予定は無く、のんびり移動のみなので広大で牧歌的な紅葉の景色を撮るべくドライブしたり、サンセットを撮るべく砂浜に突撃したり。
この日は朝こそ小雨がパラついてたけど昼からは晴れて、とっても景色が綺麗だった。
釣人がいい感じに入ったサンセット。
日が暮れると激寒で長居はできなかった。
今夜は鵡川の道の駅併設ホテル四季の風に宿泊なので、一旦荷物を置いてから予約してたピザ屋さんへ向かう。
街灯も全然無い真っ暗な畑の真ん中にあって、自宅の納屋をリノベしたお店はとてもおしゃれである。店主ひとりでやっている。
メニューはピザと飲み物がざっくり決まってるだけで、前菜は勝手に作ってくれていた笑 柿をもらったから柿と自家製ハム〜って。
他にもなんか食べたいと言えば食材があれば作ってくれる。
ピザは桜えびとカラスミののったやつがおいしかった!
最後にカフェラテを頼んだら、カフェラテを作りに店主の彼女が来てくれる(電話で呼び出しスタイル)
この彼女がいれてくれたカフェラテが、今まで飲んだ中で一番おいしいってくらい美味しかった。
店の感じも料理も店の人も良い。のだが……、最後に明かされた店主の思想により、ちょっと店名は書かないことにしておく、となった……。総合的に濃い体験であった。
帰り道はやっぱり真っ暗な畑道なので、途中で停めて星を眺める。寒いから空が澄んでてよく見える!でも、寒すぎて5分と外に居られない!
宿で温泉であったまらねばとあっという間に車内に逃げ込んで帰宿。
宿に帰った時にデザート食べたくて、宿のフロントでレジ横の黒豆大福を買おうとしたら、窓口のおじちゃんが「こっちのほうが豆が多いかな?いやこれかな?」って選んでくれた。かわいくて和んだ。
温泉で疲れを癒し、暴食による胃もたれを胃薬でどうにかしながら就寝。旅の必需品、胃薬は己を救う……
2023.11.5
朝は明け方からやってたブリーダーズカップのために早めに起床。
BCクラシックでは推してるデルマソトガケくんがまさかの2着でめちゃくちゃ喜んだ!いい朝だ!
チェックアウト後、宿のすぐそばにあるかわいいイタリアントラットリア リッチョでモーニング。9時からやってくれてるのありがたい!
フレンチトーストもおいしかったし、昼メニューのパスタも気になる……
近くに赤い綺麗な実の生った木があって、調べたらナナカマドだった。
さて、今日は昨日来た道を日高まで戻り、yogiboヴェルサイユリゾートファームへ。
美しい厩舎。
ちょうどこの旅程のひと月ほど前にナランフレグが引退して、ヴェルサイユでの繋養が決まっていた。ならば絶対会いに行きたい!と思ってたので叶って嬉しい。
ちょっと前まで現役スプリンターだったので、筋肉がまだすごい。そしてすごく近くに来てくれて、大流星にあるポチが眼前に……す、すごい!幸せだ……
行く前にすっかりヤギと仲良しになったナランフレグ先輩をSNSで見ていたので、このヤギさんがあの…!となる。ヤギ、懐っこくてめちゃかわいい。
寒いけど天気も良くて、他の引退馬たちとも触れ合ってのんびり過ごせてなんかもう満足度が高い……よき馬旅だった。
時間があれば午後ノーザンホースパークに行こうかと思ってたけど、ヴェルサイユ満喫したらもう時間なくなっちゃったしまた来ればいいか、ということで日高でお昼。
急遽探したお寿司屋さん鮨天は、営業中のはずがのれんがしまわれてるから不安になりながら扉を開けると、味噌汁無くてもいいならやれるよとのこと。
大将1人で、最初無愛想かと思いきや意外と気さくに喋る人だった。
お寿司はめちゃくちゃおいしかった……普段あんまり好んで雲丹食べないけど、うますぎ雲丹……
行ってみて思ったけど、このあたりはあくまで馬産地で観光地では無いから食事の店を探すのは結構大変。電車も廃線になり、過疎がかなり進んでいるのだと感じた。
人より馬の方が多いからと、よく聞く言葉を大将も言ってたし、若い人はみんな出て戻って来ないとも。自分は旅行者だから無責任なことは言えないので、なんともいえないのだが……寂しさみたいなものと、現実的に飲食店とかはやっていくのが大変なのだろうなというのを感じた。
そして馬産地、どこに行ってもテレビはグリーンチャンネルである。
ややしんみりしながら、今度はミニチュアホースと触れ合えるおひさま牧場へ。本日最後の目的地。
冒頭で書いた、ミニチュアホースの動画を見ていたというのはこの牧場のSNSでした。走り回る姿とポンポンのお腹がもうかわいくて!
広々した開放的な放牧地にミニチュアホースたちがたくさん。
みんな草を食べるのに夢中なので、人参を持ってても特に人に構ってはくれない笑
でもこのパンのようなぬいぐるみのような姿を見てるだけでなごんでしまう。
時間はかなりゆったり余ってるけど、もう今回の目的は果たしたし、慌てて空港に帰るのは一番危ないからあとはゆっくり空港を目指します。
帰りは内陸寄りルートを選んだら、かの有名な社台スタリオンステーションの前やらノーザンファームやらを通って、前を通ってるだけなのに「ここがあの!!」と、またも盛り上がってしまう。
なんだか最後まで、見るもの全部にワァッ!てなる旅だったな。
空港では絶対に六花亭の大平原を買って帰るぞと思ってたので、記憶を頼りに大平原を置いてるはずの東急百貨店の店舗へ。ここは今は終売してるいつか来た道の箱売りもしてくれてたので、六花亭ラインナップへの信頼が高いのだ。
今年は旅バッグを新調して大きくなったので、どこに行ってもおみやげを買いすぎてしまう。入るんだもの……。でも入るけど、激重バッグに肩をやられながら帰ることになる😂
帰りも航空券の価格問題で遅めの便だったから、ハードではあったけどフルに楽しめる旅程だった気がする。
次はいつ馬に会いに来ようかな〜とまた楽しく考えてしまうくらい満足の馬旅でした!🐎🐎🐎