tabiyuki

忘れないように旅の記録をつけてます(古い思い出し記録も多い)

京都🌻(幕末セルフウォークラリー)

【だいぶ前のふりかえり旅行記
書いてるのは2022年9月。

多分刀剣御朱印をもらいに行こうと思って計画してたもう何度目になるかもわからなくなってきた京都旅行だった。
しかし、2016年7月頃に突如としてミュージカル薄桜鬼にどハマりし、オタク人生3度目の新撰組ブーム到来。じゃあついでに幕末史跡巡りしちゃうか!ができるのが京都のいいところである。でも残暑厳しい9月頭にやることじゃなかったね…となる旅。
でもなんか、この頃は2022年夏に比べたらまだ暑さと湿気マシだったかもしれない。

2016.9.3(土)

この頃はまだレンタサイクルという便利なものを使う思考が無く、当時の定宿がある七条までバスに乗り、まず荷物を預かってもらう。
そして京阪の七条から藤森へ。このあたりまで来ると京阪の駅は地元のローカル線にも似た風情で、結構好き。
藤森神社へ行った後、今回はさらに下の方へ行く予定なので、隣駅の墨染に出てまた京阪に乗る。
伏見桃山で下車し、ここから灼熱地獄の幕末セルフウォークラリーが始まる……京都の夏をなめていたのは間違いないです。

一体何を頼りに史跡の場所を見つけてたんだかいまいち思い出せなくて、恐らく伏見のお酒作りMAPみたいのを入手して、そこに史跡のことも書いてあったのかな?それか、個人の史跡巡り記録を見ながらGoogleMAPでだったか🤔
ともかく、酒造の立ち並ぶ伏見の街をウキウキ歩きだしたものの、本当にすぐに暑さの限界を感じてそばにあった月桂冠大倉記念館に駆け込み、涼みついでに冷やし甘酒を買って飲む。この時飲み物はもう全然冷たくなくなってたから何か冷えたものが欲しかった。

涼むために入口にだけお邪魔してごめんね…甘酒買ったので許して欲しい🙏


次、寺田屋は外から見るだけ。
幕末にまだはまったことが無い12歳くらいの時に、母に連れられて一度来てる。母が興味あったわけでは無かった気がするんだけど、不思議。当時の記憶では、寺田屋に置いてある訪問者ノートの書き込みの龍馬への熱量がスゲーって思ったのを覚えてる。

寺田屋からすぐ近く、橋のそばにある「伏見口の戦い激戦地跡」

川沿いを少し歩いて長建寺に寄る。なぜか写真が無いが、入口が龍宮門で、当時は龍宮門を知らなかったためなんか珍しい異国ぽい門だなと思っていた。


天気の良い日の真っ昼間で日陰が無く、なかなかに体力が削られてるのにまだがんばって歩く。
会津藩駐屯地(伏見御堂)

限界を迎え、セブンイレブンで飲み物買いがてら涼む。
昼も食べて無いので、伏見で何か食べようと歩きながら探したけど暑くて何もピンと来なかった……。
最後に「鳥羽・伏見戦の弾痕」を見る。

伏見にいる間、薄ミュ(ミュージカル薄桜鬼)の鳥羽・伏見の戦いあたりで風間千景が歌う♪見ろ、錦の御旗を〜というフレーズが頭を回っており、暑くて死にそうだったけど楽しかったんだよなあ。
オタクは簡単にどうかしてしまうので、熱量がある時期にやることはなんでもめちゃくちゃ楽しい。


伏見桃山からまた京阪→三条で地下鉄に乗り換え→東山下車して、遅いランチ。もうお腹の減り具合は限界を越えていたので、前にも行って好きだった駅近くのイートインできるパン屋さん、ルバカサブル Le Bac à Sableへ駆け込む。
暑い中歩き回った後のスーパードライは最高〜🍺


その後粟田神社寄って、なぜかまた知恩院の方とかへ歩きだす。多分、御陵衛士高台寺のあたりにいたというかつて持ってた新撰組知識のもと、そっち方面へ向かってた。しかし粟田神社裏手の青蓮院近くで早くも暑さの限界を迎え、吸い込まれるようにかき氷を食べにパビリオンコートのカフェに入る。


だいぶ涼んだあと高台寺の方まで歩く。間者として伊東甲子太郎の方へついてた斎藤くんに思いを馳せよう、ぐらいに思ってたらちゃんと立て看板と石碑があった。
これ見たら、薄ミュの影響で斎藤くんというより平助くんのことが頭を回ってしまった。


この後もなぜか交通機関を使わず、花見小路を2本くらい避けた人通り少なめの道をひたすら歩いて夕飯どうするか考えてた。当時は全然予約とかをせずに旅をしてる。
なかなかピンと来る店に出会えず、鴨川も渡って高瀬川沿い歩いてて、足の疲れも空腹も限界……というあたりで、もうここに入ろうか、と腹を決めた店がその後ずっと通うことになるりょうりや御旅屋さんだった。
事前リサーチしないと観光地の食事は失敗する率が高いのに、最高の店を引き当ててくれた姉に感謝しかない。

この時はおまかせにせずアラカルトだったかな…

突き出しのいくら湯葉

生ハム、トマト、ぶどうの菊花和え

〆は鯛茶漬けといくら素麺

おすすめして貰った日本酒が、薄ミュに狂ってる自分にはすごい響く名前で、勝手に嬉しかったです。


すごい満足して、電車乗って宿に帰ったけど、御旅屋さんも宿も駅近じゃないので多分タクシー使うのが正解だったな。


2016.9.4(日)

バスで建勲神社に行き、特別御朱印を頂く。
ツイッターに呟いてなくて記録が無かったんだけど、御朱印帳見たらこの日に貰ってるから、行ったらしいんだけど記憶が他の回と混同してあやふやになっている…
この後多分、なぜかずっと歩いてて一条戻り橋に寄ってる。結構距離あるが……どういうつもりだったんだろう。

で、多分この辺で歩き疲れてバスに乗って、特に予定になかった二条城へ寄る。


この釣鐘が、鳥羽・伏見の戦いの報せにも使ったと書かれていて、偶然にも今回のツアー目的に合致する感じだった。旅してるとこれが結構あるのでおもしろい。

二条城も大変蒸し暑く、ここでもソフトクリームを食べに売店へ駆け込む。
好きにトッピングできるソフトが、抹茶の濃さ2倍とかもできて、意外にというと失礼なんだけどすごく美味しかった!いやなんか、修学旅行で使う感じというか、よくある観光地売店て感じだったので、意外だったのです…

生麩、白玉、わらび餅ともちもちの欲望を全部乗せ☺️


その後は二条城から歩ける距離だよね、ということで壬生寺方面へ向かう。お昼がまた遅くなってる。特に決めてなかったので、たしか、壬生寺近くの蕎麦屋 樹庵へ。飲まなかったけど、飲める系のお蕎麦屋さんが好き。


壬生寺は今回で3度目だったけど、前川邸、八木邸は行ったことなかったので、そこに行けたのが楽しかった!

間取り図に書いてある、切腹、殺害、古高俊太郎の取調…血なまぐさいことたくさんだね。


移転する際の迷惑料、十両は妥当なのか…?🤔


八木邸はガイド付き見学だからより楽しかった!
八木邸で鴨が殺される時の話を詳細に話してくれたけど、狭い部屋に男女が三組衝立越しに寝てるとか、昔の日本家屋のプライバシーの無さほんとすごい。と当時のツイッターに書いてあった。ほんとすごい。



この後、新撰組屯所移転先の西本願寺に行ったけど、これも徒歩だった気がする……この頃レンタサイクル使ってればもっと色々スムーズだっただろうな。
西本願寺はもう時間が遅かったから閉門してて、外から新撰組が間借りしてた太鼓楼の写真だけ。


これにて今回の京都旅は終わりだけど、なんかもうこの暑い時にひたすら歩いてて、どうかしてるな?!てなるね。良い思い出。