tabiyuki

忘れないように旅の記録をつけてます(古い思い出し記録も多い)

奈良→京都🌿(吉野→春日大社→薬師寺→青蓮院→大覚寺→建勲神社→大徳寺)

【だいぶ前のふりかえり旅行記
書いてるのは2024年2月。

8年前、と口に出すともうそんな前のことなの?!と震え上がってしまうのだが、刀剣乱舞真っ盛りの8年前である。
友人のあまねさんと姉のマリさんと、刀旅またしようぜ!という感じで企画された旅だった気がするけど、なぜか吉野が追加された。これは私が吉野に行きたかったんだと思う。
私にとっての吉野というと、なんて素敵にジャパネスクである。吉野君!わかる人どれぐらいいるんだろう!
2024年の今、大河ドラマ紫式部なので平安づいているが、私と平安物の出会いは中学の図書室だった。なんて素敵にジャパネスクが置いてあって、なんとなく読み始めたらすごいハマって、そこから図書室にあるとりかへばや物語源氏物語を読んだ。チョイスが当時からオタクらしすぎて笑ってしまう。
そんなわけで瑠璃姫思い出の地の吉野も追加された奈良京都二泊三日の旅。

2016.4.29

旅立つ朝だというのに私は1時間睡眠。GWに開催される大型同人誌即売会に出るマリさんの表紙を手伝ってたのかなんか思い出せないけど、旅支度と同人的な諸々で全然寝ていなかった。
起きたらマリさんはなんとか脱稿したようだったけど、支度もしてないし「もうダメだ…俺を置いて先に行ってくれ」と言ってたので、入稿書類は私が作るからはよ支度せえ!と尻を叩いて、どうにか二人で家を出られるギリギリでいつも生きていたいから〜な出立だった…新幹線間に合う!ブラボー!

東京駅であまねさんと合流し、京都から近鉄特急で橿原神宮前に出て吉野線吉野駅へ。そこからロープウェイに乗る。
天気は薄曇りという感じで、桜は終わってる季節なので新緑のやわらかい黄緑の山である。
ここからどんど登って行くのだけど、とりあえず手前で玉こんにゃくを食べ歩きしたり、お食事処 花屋でお昼。たしか…。

かなり上に行くまではずっとアスファルトの車道を普通に歩く。
もうだいぶ高い。桜の頃もやっぱり見たいな。


吉野水分神社に立ち寄る。縁的には豊臣秀吉と秀頼。


そこからさらに登って、金峯神社にやっとたどり着く。
お昼含めてちょこちょこ立ち寄りもしながら2時間半くらいの道のりだった。
桜の季節じゃないので、人もほとんどいなくてひっそりした山奥の神社という趣。

義経のかくれ塔とかおもしろかったな。義経と頼朝の話はなぜか6,7歳の頃よく家で聞いていた気がしてて、子どもの頃を思い出すところがある。

歩き疲れたし帰りはバスに乗ろうか、と神社の修行門そばにある奥千本口バス乗り場で来るはずのバスをしばらく待ってみた。が、一向に来る気配が無い。でも案内を何度見ても今も運行している感じだったので首をひねっていたが、多分桜と紅葉の時期にしか運行していなかったのかもしれない。
結局答えは見つからないけどバスは来ないと判断を下し、来た道をとことこ戻ることに。
だいぶ下りてきた所でカフェに入ってスムージーを飲んだ気がする。記憶にあるあたりのGoogleMAPを見てみたけど、スムージーを出してるカフェが見つからなかったので閉店してしまったのかもなあ。8年も前で、コロナ禍もあったと思うと何も不思議ではない…
なんか良さげなカフェが新たにできたりしていたので、いつか桜の頃にまた来たいものです。


さて、今夜は吉野で泊るのもいいなと思ってたんだけど、あんまりこれっていう宿を見つけられなかったので、ちょっと遠いけど一年前泊って大満足だった富雄の霊山寺 天龍閣へ。
相変わらずの美味しい夕食を堪能し、歩き疲れた足を薬湯とふかふかのふとんで休めて就寝した。

霊山寺がどんなに最高の宿かはこの記録に書いてあった↓
tabiyuki.hatenablog.com

推しポイントは多いんだけど、ふとんの満足度が個人的にはかなり高くて友達にもふとんの話を絶対にしてしまう。


2016.4.30

朝はお勤めに参加し、またしても煩悩は祓われていない気がするけど祓ってもらって、ついでに併設のバラ園にも寄った。5月なのでちょうど咲いてる!と思ったけどまだつぼみも多かった。

そして今日は楽しみにしていた春日大社の藤!

やっぱりGWの頃はどこに行っても花が咲いていて新緑が綺麗でいい。奈良に何度か来ているけど神社にあまり興味が無いせいで(基本的に仏像を見たり寺の建物内に入るのが好きだから)春日大社は行ったことが無かったのでちょうどいい機会。ちょうど式年遷宮で灯籠がたくさん見られるのも楽しかったな。

藤は本殿ももちろん美しかったけど、萬葉植物園が見事だったー!

藤が「山のギャング」なんだって説明をここで読んだので、それ以来野生の藤を見ると、ギャング……と思っている。
人は、すごく多かった!


お次は薬師寺
高校生の頃薬師寺に一度来たことがあるんだけど、その時は全然印象に残っていなくて興福寺が良かったって記憶しかない。そんな薬師寺になんで来たかというと、薬師寺で大倶利伽羅の展示があった関係で特別御朱印がまだ貰えたのだ。
展示自体は期間内に行かなかったので見られていないんだけど、確かすごい盛況で、待ち時間に薬師寺のお坊さんたちがしてくれる話がおもしろいとTwitterで話題になっていた。その様子を見守っていたので家で話題に出したら、母が修学旅行で薬師寺に行った時のおもろ説法の写真を見せてくれるという出来事があった。昔から説法を鍛えられているというわけですね。

薬師寺で興味深かったのは花会式の中の鬼追い式の映像。鬼が火持って激しく暴れたり煽ってくるんだけど観客すごい喜んでてちょっとこれは見てみたいって思った。でも子どもだったら死ぬほど恐いだろうな。
そして、無事倶利伽羅不動の特別御朱印を頂いて、ここで奈良からはさようなら。
京都入りです。


この頃まだ京都旅に不慣れな頃で、宿の手配も遅かったからGWに素敵な宿が選べるわけもなく……という感じなので宿については特筆しないでおきます。
ただ、三条大橋のすぐそばなので、昔の刀剣乱舞界隈は三条大橋で盛り上がれる世界だったので楽しかった!
当時ジャンルに居た人ならわかる三条大橋のスタバにもちゃんと寄った。京都限定のカード買ったけど、使ってないなそういえば……


そしてスタバの前に青蓮院の夜間拝観に行っている。
青いライトは好みじゃないけど悪くなかったし、入口の巨木が壮観でなかなかよかった。

夕飯はどうしたのかまったく思い出せないな…宿が夕飯付きだっただろうか🤔

2016.5.1

この日は今や行きすぎて何度目かわからない大覚寺に二度目ましての訪問。初訪問は3ヶ月前なので、一番ハイペースで京都行ってた時期かもしれない。

その後はあまねさんの推し縁の建勲神社へ。
建勲神社、すごい、上る!坂と階段をせっせと上り、良い運動。
建勲さんでご朱印お願いする時、まっさらなページを渡したはずが、他の場所にぺらっと挟んでた倶利伽羅不動ご朱印を「倶利伽羅さん貼っておきましょうか?」って言ってくださってありがたくお願いしてしまった、と当時の呟きに書いてあった。オタクフレンドリーである。


建勲神社の方はなかなか来ないので、この時は近くの大徳寺も行った。
この時まだ禅寺の楽しみ方に精通しておらず、なんか入れないとこが多いんだなーとか、お堂がめっちゃがらんとしてるなーとか思っていた。塔頭寺院というものをここで初めてちゃんと知る。

大徳寺門前のお土産屋さんでは大徳寺納豆を売っていて、それが気になったので買って帰ったのよく覚えてるな〜。おいしくなくないけど、やや人を選ぶ味、という個人の感想。


今回の旅は大徳寺がゴールで終了。
最近行ってないとこが多いので、奈良にまた行きたい気持ちが湧いてくるな!でも旅の予定が色々あるので次はいつかな〜☺️わくわくするね!