tabiyuki

忘れないように旅の記録をつけてます(古い思い出し記録も多い)

イギリス(湖水地方)

【だいぶ前のふりかえり旅行記
書いてるのは2022年9月。

かなり久しぶりの海外旅行で、切れていたパスポートを取り直すことから始まるイギリス湖水地方の旅。

2017.8.10(1日目)

夕方成田発、キャセイパシフィックで香港トランジットしてマンチェスター空港へ。空から見る夜の香港きれいだったなあ。
マンチェスター空港駅で覚束ない英語で窓口のおじさんからどうにか切符を買い、特急で湖水地方へ。

今回の旅のお伴は大倶利伽羅くんと、ねんどろ一期一振

停車駅のランカスター駅、かわいい。

昼頃ウィンダミア駅に到着。

イギリスらしい曇り空とたまに小雨の中、バスでホテルまで。13時頃着いてしまったので、予定より早いけどチェックインできるか聞いてみたら快く応じてもらえてよかった。
荷物置いてからラウンジでサンドイッチ頼むと、たっぷりの紅茶ポットがサーブされて、さすがイギリス助かる😂となる紅茶党の私。紅茶は結構ストロングティーだった。


母はお疲れだったので部屋で休み、私は父と姉と近所の散策へ。St Martin's Churchとか色々行く。


父とは途中で別れ、気の向くままに歩いてたら電車の駅の方まで来てしまったので、駅前スーパーBooths, Windermereで水とか必要なものを買って帰る。なかなかきれいで品揃えも魅力的な良いスーパー。外国のスーパー楽しいよね。


夕飯は出かけるのが面倒だったのでホテルのレストランで。あれっ?イギリスなのにかなり美味しいぞ……!?というのが嬉しい驚き。あんまりまじめに写真を撮ってないのが悔やまれる。


鶏のグリルだったと思う。


2日目

朝ごはんも、あれっ!?めちゃくちゃおいしいぞ……!!!となる。過去に体験したイギリスのブレックファストと明らかに違う。まずくはないが特別おいしくもないって料理も、海外で食べる楽しみがあるので全然好きなんだけど、おいしいのはやっぱ嬉しいよね。


選べるフルーツもミューズリーもパンも種類が豊富で、どれもちゃんとおいしい。


メインはメニューから選べるので、エッグベネディクト。この日はサーモンにしたかな。半熟より全熟寄りが好きなのでとても好み。

コーヒーはカップだけど当然紅茶はポットで山のように出てくるから嬉しい。飲み過ぎるとトイレ事情がまだわかってない旅先で死にそうになる可能性があるからほどほどに、と思うけどたくさんあると嬉しい紅茶。
ホテルのメニューにCoffeeは値段付きで書いてあるのに、Teaはそのものが書いてなくて、でも頼むと出てくるからTeaが有料なのか無料なのか最後までわからなかった笑


この日はウィンダミア湖を船で対岸に渡って、ピーターラビットの作者ベアトリクス・ポターの住んでたとこに行く。

ボウネス湾の船着き場。水鳥がいっぱい。

乗船前は曇ってたけど、晴れ間も見える。15分くらいで対岸に着く。

船が着くとバスがちゃんといるような時刻表になってるので、バスでポターの住んでいたヒルトップ(Hill Top Beatrix Potter House)まで行く。

門を入ってから館までのスロープも緑と花で溢れてて素敵。


菜園もある。手前はケールかな。

アーティチョーク

お家の中もひたすらかわいい。
壁紙がもうかわいいもんね。


素敵なドールハウスがいくつもある。
ドールハウスの窓から中を必死で写真撮影する巨人の私。

色んな絵本読んで育ったけど、海外ものはピーターラビット育ちなので、ここに来られてよかったという思いと、こんなとこで暮らしたい〜😭という思いでいっぱいになる。


その後はバスに5分くらい乗って、ちょっと飲食店やお土産屋さんがあるホークスヘッドまで行く。
ホークスヘッドの街並

ポターのギャラリーも見て

遅めのランチは写真が無いけどMinstrels Galleryでスープとサンドイッチとか食べた気がする。


この後、ちょっと遠くにある城レイ・キャッスル(Wray Castle)に行きたくて、そこに行くバスとか無いかお土産屋さんのお兄ちゃんに聞くと、「歩いて35分だよ!あっちの道だよ!」と言われ、それに従い歩きだす。
しかし既に1時間半経っても目的地につかない。心折れかけるあたりで小さな集落につき、その辺の家から出てきたテリアがめちゃくちゃに尻尾振って舐めて甘えてくれたので心が癒された😭
今よりGoogleMAPを使いこなせてなかったのが敗因だけど、歩き出しちゃうともう田舎なのでタクシーはおろか自家用車すらほぼ通らない。とにかく城まで行くしか道は無いので、牧歌的な景色の中、羊たちを見ながらひたすら歩く。

幸い晴れてて景色は良い。

ちょうど2時間歩いてやっと城に着いた!

180年前に建てられた城で、昔は個人の邸宅だったらしいんだけど今は中はナショナルトラストがやってる児童ホームみたいな感じ。中身にも古い城らしさを期待するとちょっと違う感じではある。

でも十分素敵。


とにかくたくさん歩いたので、外のベンチで休憩して、そこから私は帰りのバス停までを調べてて、結構遠いことに冷や汗をかいていた。しかも、どのバスに乗ったらいいのかGoogleに頼るも微妙にあやふや。ちょっと無計画過ぎた感じがするけど、まあ旅先あるあるでもある。

みんなお疲れのところさらに30分くらい歩き、予定のバスに乗れるかタイムキーパーでまた冷や汗かいてた。
バス停着いたら、来るはずのバスがなかなか来ない。バス停の印があるのが車線の片側だけで、印のある方で待ってたんだけど、バス停の行き先を改めて確認すると、もしかして逆方面では??となり、反対側のなんもないとこで待ってたらホテルに近い方面が表示されたバスが来たー!😭😭😭ちゃんと停まってくれた!バスの来る時間も路線もGoogleの言ってることと違う!!😭😭
無事そのバスに乗ったらホッとして、昨日スーパーで買ったポテチ持ってきてたことを思い出して、みんなでポテチ食べて安堵した……

そのポテチ、近年日本も結構扱ってるティレルのだったんだけど、たしかブラックプディング味(血入りソーセージ味)で、日本で売ってるのみないなあと思ったけど本国のラインナップに既に無かった。一番おいしいと思ったんだけど人気無かったのかな🥺


ともかく日が暮れる前にホテルに帰れたので、今日は外で食べようかということで夕暮れに飲食店のある方へ出かける。今思うと元気だなあ。
バカンスシーズンだから満席のとこが多くて、もう悪くなさそうで入れるとこに決める。早めに入れてよかった。

ヨーロッパだいたい加工肉と乳製品が日本より自分の好みの味なので、そのあたりは何頼んでもおいしい。

地元のビールが飲みたかったので、ホークスヘッドのビールが飲めてよかった!

どんな味のどんな料理が出てくるか自信のない店ではハンバーガー頼みがち。だいたいおいしいから笑

姉が頼んだ料理はメニューの文言から想像してたのと違って、メガFish&Chipsだった笑

別にどれもおいしかったけど、結論的には泊まってるホテルのレストランが飛び抜けておいしいことがわかった。朝ごはんの美味しさで賞を取ってることが現地に行って初めてわかったんだけど、賞に恥じない食クオリティ。イギリス旅行最後の晩餐はまたホテルで食べようと満場一致で決まった😌


3日目

今日は2階建てバスに乗ってウィンダミア湖を半周くらいする。天気が良いから2階に乗ったので、気持ち良い。


ワーズワースの家があるダヴ・コテージWordsworth Grasmereで下車。

ここもイギリスらしい草花に溢れた家。
家の中も写真OKなんだけど、英語の解説員の話についてくのに精一杯で写真がない笑

博物館も併設されてるので、そちらも拝観。
ちなみに私は詩人のワーズワースさんの知識は皆無である。お名前は知ってます……という感じなので完全に両親の付き添いなのだけど、それはそれとして当時の暮らしとか見られるのでおもしろい。


ランチはワーズワースの家のそばのカフェで。ランチ、サンドイッチしか食べてない笑

そしてこのカフェDove Cottage Tearooms2022年現在、閉業してた🥲


ダヴ・コテージからはフットパスで楽しくハイキングできるので、景色と自然を満喫しながら次の目的地へ向かう。

ちょっと道に迷ったり、両親と別行動したので合流が上手くいかなかったりしたけど今日もたっぷり歩いた。
しかし目的地のライダル・マウント(Rydal Mount & Gardens)が近づいてきたところで、ふと開館時間と今の時間を見てまた冷や汗をかく私……
もう閉門しちゃう!ということで、閉門前に私だけでも先に行って、閉門を待ってもらう交渉をするために門に至る激坂をダッシュする。まさに門を閉じる支度をしてる時で、後から家族が来るんだけど入れてもらえないかとおぼつかない英語で交渉したら、めちゃくちゃ親切で、もちろんいいですよと言ってくださった……神…🙏🙏🙏
たくさん歩いて疲弊した足にとどめをさす激坂をがんばって走ったかいがあった。本当にありがとうございました。

ライダル・マウントはワーズワースが後半生を過ごした家。ダヴ・コテージより開放的で明るい感じがする。


お庭はワーズワース自身が設計したそうで、とても広くて素敵。


庭を歩いてた関係者らしきおじさまに、「とっても綺麗な庭ですね」と話しかけてみたら、「君もね」と返してくれてさすが〜!となったんだけど、「ここに住んでるんだよ」とも言ってて、エッほんとに!?てなりましたね。
英語ほんとに全然できないんだけど、3日目だから必要以外の会話をしようという意欲と度胸が出てきててよかった。


バスでホテルに帰って、夕飯は予定どおりホテルで。

ラムのグリル。すごくおいしかった!!!

キーライムパイ

海外でおいしい店選びする自信は全然無いので、ホテルのごはんが最高で本当によかったな〜フランス行った時より食事に満足したもん…イギリスなのに……


4日目

もう帰る日!海外旅行って、やっと慣れてきたなーと思った頃に帰るからもったいない気持ちになるいつも。
電車の時間が早いから、前の晩のうちに精算させてもらって、朝ごはんも食べられないって伝えたら「お弁当にして部屋に届けますよ」と言ってくれたのでお願いしてた。

あまりにかわいいバスケットで届いた!

ホテルは本当によくて、部屋がまずかわいい。

ラウンジもかわいい

シャワーの水量も十分で水回りに不満が無い。ごはんがおいしくてスタッフさんもみんなとってもやさしくて居心地最高のホテルだったな〜あと3泊くらいしたかった。
今回全部セルフ手配だったから、Booking.comでたまたま見つけたとこだった。

The burn how garden house hotel


タクシーでウィンダミア駅まで行って、行きと同じようにマンチェスター空港→香港トランジット→成田で帰った。

おみやげは色んなとこで買ったけど、向こうのスーパーなぜかレベル高めの塗り絵がよく売ってて、どれもかわいかったけどピーターラビットのを購入。

あと好きなお茶メーカーのお茶が種類たくさん売ってたから嬉しくてたくさん購入。


湖水地方は田舎のリゾート地だからか本当に治安がよくて、自分の警戒レベルとして日本にいる時と全然変わらなかった。ぜひまた行きたいな〜スコットランドの方面も行ってみたい。

海外行くの、気合い入れないと計画しないがちだけど、よく行ってると慣れるからまたよく行くペースになりたいものです。