2019年夏休みの記録。書いてるのは2023年。
ドイツ旅行前半はベルリンを拠点にナチス関連の展示を見たり、学びの多い旅でした。
tabiyuki.hatenablog.com
後半はフランクフルトを拠点に遊興の旅🥳
3日目
前日の夜に朝9時にタクシーを呼んで欲しいとフロントに伝えてあったので、チェックアウト後スムーズにタクシーがやってくる。発音に自信が無いので、時間は紙に書いていた。安心。
気のいい若い運転手さんで、なんのトラブルもなくベルリン中央駅まで運んでもらう。乗車時間は15分くらい。
ベルリン中央駅はガラス天井で明るくて大きい。
みどりの窓口みたいなとこでレールパスを引き換えてもらったけど、ここもきれいでスムーズだったしトイレもきれいで安心感のある駅だった。
今回の旅では初の鉄道。レールパスがあればほとんどなんでも乗れるのでめちゃ助かる。旅行会社のプランに入ってたので活用させて貰った。
初めてのICE！なんだっけ、TGVだったけとか思い出せなかったけど、インターシティ・エキスプレスでICEですね。
ベルリンから4時間くらい乗って、その長い時間何してたんだろう…？今思うと絵でも描けばよかった。
14時くらいにフランクフルト中央駅着。
フランクフルトは治安が悪いと聞いていたので、とにかく駅から近いホテルにしようと決めていた。本当に駅から1分くらいで助かったホテル モノポール。
チェックインして荷物を減らし、ライン川クルーズするために再び駅へ。
リューデスハイムまで直通で行ける電車を調べていたので、ちゃんとそれに乗車して座れたし順調な滑り出しだったのだが、数駅行ったところで電車が止まってしまう。
ドイツで電車旅するなら絶対に入れたほうがいいアプリDB Navigatorが頼りになるので、すぐに代替案を探してまあなんとかなりそ、と思っていた。
しかし思った以上に止まってどうしょうもなくなり、目的地よりだいぶ手前のRüsselsheimで下車を余儀なくされる。
ライン川クルーズの時間に間に合うためにどの電車に乗ればいい？動いてる電車は？？と色々慌てながら検索し、なんか来たマインツ行きの電車にとりあえず乗った。
やっちゃいけないパターンのやつ！と思いきや、これは結果的に成功だった。乗車後にふと、下車駅をリューデスハイムに拘らずライン川クルーズの乗場がある駅ならどこでもいいじゃん！と思い検索の行先を変える。クルーズより絶対に電車の方が速いからリューデスハイムより先の駅まで電車で行けば乗りたかった船に間に合うのだ！
この閃き検索で、どうにかこうにか経路が整った。
乗ってた電車はマインツ中央駅止まりだったので、ここで一旦下車して乗換で時間があるから駅構内でサンドイッチを購入。お腹減ってた。
LE CROBAGというチェーン店だったと思う。おいしかった！
プランを練り直して降りることになった駅はリューデスハイムの隣のビンゲン駅。
Bingen(Rhein) Stadt
なーんもないのんびりした小さな駅。だけど私はのんびりしていられない。クルーズ船が着く時間が迫っている。
駅からすぐの川沿いに出て、チケット売場発見してからはみんなの分のチケットを買いに私が走る！
なんか、イギリスでも時間ギリギリで私だけ走って先行してどうにかしてたな……私は若くもないけど家族では一番若いからな…
無事気のいいおじちゃんからチケットを買い、船着き場で待ってると船が来たー！！
これは下船した時に撮った写真だけど、船はサイズ色々あるみたい。乗ったはかなり大きいのだったけど、すれ違う別のクルーズ船は小型も多かった。
川沿いはぶどう畑と古城が続く。
曇かなと思ってたら運良く晴れてきて気持ちいい！
オープンエアの展望席でシュウェップス🍋とソーセージとフライドポテト食べながらのクルーズが気持ち良くないわけない。夏休みは最高である。
私はよく知らなかったローレライ伝説の岩のとこを通るとローレライの曲が流れる。中高年のお客様はここでひとしきり盛り上がるのがおもしろい。乗客次第ではみんな歌いだしたりするらしい。
1時間半くらいのクルーズあっという間に終わり、帰りの電車との兼ね合いで降りると決めてたザンクト・ゴアール駅で下船。
帰りも電車遅ればっかりで予定と違う帰り方になった結果、食堂車のある電車に乗れたのでビール飲んでライン川と古城眺めて帰れたから楽しかった🍻
メニューだいぶ売り切れてたけどホットスナックも旅先なら美味いものよ。
その後は無防備にも家族全員爆睡してしまい、検札のレディにGood morning!☺️と言われて起こされる始末……長距離移動＋電車トラブル＋クルーズでみんなおつかれだった！
帰りは時間気にしなくていいから気楽で、無事フランクフルトへ帰ってこられてよかった！
夕暮れの駅を構内から。美しい。
車内の軽食だけではちょっと足りないので、両親を先にホテルへ返して駅でサラダとか色々購入。
本屋さんに寄ったらその時はまってたハイキュー！のドイツ語版が売っててテンション上がっちゃう。
自分へのお土産に仔ロバのカレンダー買った（ロバが好き）。日本ではまずない動物のチョイスなので貴重！と思ったのだ。
今回のホテルはちゃんとツインで駅から近くて快適だった。朝食クオリティは普通だったため、ベルリンのホテルが本当に朝食おいしかったんだ！と思うなどした。パンと生野菜、フルーツ系のクオリティが違ったな。加工肉はね、どこで食べてもおいしくて助かる。塩気に罪悪感を覚えるが……
フランクフルトではとにかく治安が心配だったので、駅からの行かないほうがいいエリアとかを入念に調べていた。なのでせっかくだけど外食も夜遊びも無し。
明け方にホテル前の歩道で喧嘩する叫び声とか色々聴こえて目覚めちゃったので、まあ、出歩かなくて正解だった気がする。
4日目
本日はハイデルベルクへ。
今日も乗るつもりの電車が運休になったりだけどDB Navigatorがすごい使いやすくて優秀だから本当に助かる。
行きの電車内でバナナ食べてる人が居て、そうか、バナナ食べてもまあ別にいいよなと感心するなどした。
ハイデルベルク駅に着いたらお昼ごはんにサンドイッチとかサラダをテイクアウトして、観光案内所でバスのチケットと乗場を聞いてGOGO！
新市街は近代的だけど、旧市街に入っていくと趣のある街並。バスを降りてからちょっと歩いてハイデルベルク城に登るケーブルカーの駅へ。
登るとすぐお城。
建物外壁の向こうが無くなったのかな？ペラペラの見せかけ壁みたいで不思議。
中の案内ツアーに参加して結構じっくり紹介してもらう。これに参加しないと中には入れないので、ちょうど時間が合ってよかった！
城の敷地内にあるドイツ薬事博物館
城のチケット代で入れて、医学薬学の歴史を辿る感じの展示。現実の展示なんだけど、どれもこれもファンタジー作品を一度でも通った人には見た目だけでワクワクする気がする。
英語とドイツ語のみなので、詳しい内容まではあんまりちゃんと見られなかった。
今日の予定はずっとハイデルベルクなので、ここではのんびり過ごせて良かったな。
城から見下ろす旧市街も素敵。
晴れてて最高。
城から降りると、城下町の広場からはハイデルベルク城が見える🏰
マリア像の星の冠？光背？がかわいいなぁって思ったのをよく覚えてる。
城下町は観光客で適度に賑わっていて、華やかな雰囲気と郊外ののんびり感があって良い感じ。スーパーでお土産いっぱい買って、教会を覗いたり家族各々好きな感じに楽しく過ごせた。
シンボリックな橋
早めの夕飯は川沿いにあるシュニッツェルのメニューが100種類あるというSchnitzelhaus Alte Münz
シュニッツェルハウスって分かりやすい店名だ！笑
シュニッツェルってようはカツレツなのでその時点で重め。それがわかってたからトマト系のさっぱりした味をチョイスしたんだけど、サイズがやはり大きい。そして何も考えずチーズ系ソースを選択した母がギブアップした残りのシュニッツェルが私を追い立てる。
そんでやっぱりポテトの洗礼🍟ここはどんぶりフライドポテトだった！体感、ベルリンの芋団子の方がきつかったが……
ドイツでは1人1メインがマナーみたいなことを観光情報で見たため、基本シェアを考えずに頼んでたのでこうなるんだけど、さすがにここでは食べきれず残したかも…。基本残さずにいたい信条なので、俺は弱い……。
でもちゃんとおいしかったよ！！
あまりにみんなお腹いっぱいなので、腹ごなしに賑わってない方まで散歩し、小さな駅から電車で帰った。こういう目的の無いブラ歩き、旅の間に一度はしたいところ。
明日帰るので、帰り支度して就寝。
なんかあっという間だったなあ。ベルリンの夜にちょっと怖かったこと以外は楽しく過ごせて、有意義な旅だった。
ナチス関連はアウシュビッツもやっぱり行っておきたい思いがあるので、ポーランドもいずれ行きたいし、ドイツはミュンヘンも行きたい。
海外旅行って、拙い英語ながらもコミュニケーションが楽になって土地勘も出来た頃に帰宅ってなるのがいつも残念で、ほんとは2週間くらいいたい。でも無理だからせめてあんまり間隔開けずに行きたいけどそれもなかなか難しいよね🥺
