tabiyuki

忘れないように旅の記録をつけてます(古い思い出し記録も多い)

石切→奈良→京都

【だいぶ前のふりかえり旅行記
書いてるのは2022年11月。
石切神社東大寺、京都は宇治の方に行ったり、なかなかたくさん移動した2泊3日の旅路。

2018.3.10(土)

行きの新幹線軽食。

紀伊國屋フィンランドサンドがこの時のブーム。独特のボロボロっとしたパンに自家製ハムとかサーモンとか、クリームチーズクランベリーが挟まってる。

軽食っていい言葉だよね。いつなんどきに食べてもいい感じがするもんね(?)


今回は石切に行くんで、京都から近鉄大和西大寺乗換え。駅を降りて、その地区の地図などを見てるだけでつっこみどころが多い。


リーゼント石切ってなに……??🤔いや多分床屋なんだけど、わかるけど……

石切神社参道商店街に入る前に、石切大仏がある。デーン!と「日本で三番目の大仏」と書いてあるのだが、三番目に何な大仏なんだ?🤔まだ駅から大して進んで無いのにつっこみどころしかない。
ちなみに日本で三番目に大きい大仏だとフォロワーさんに聞いたけど、ほんとに三番目かな?🤔🤔🤔


参道に入り神社に向かってひたすら坂を下りながら商店街を見ると、やたらと占い屋が多い。こんなにあって、客はちゃんと入ってるのか気になりつつ、カオスな道をどんどん歩く。
八百屋とかの佇まいは、地元の寺町あたりと似たものを感じるんだけど、圧倒的異界感。


たどりついた石切劔箭神社
抜けるような青空で、良い参拝日和でした!

帰りに遅い昼ごはんでたこつぼ明石焼き。まともに食べたの初めてだった気がするけどめーっちゃ美味しかった!

帰りの上り坂で息をきらし、ついでにこの時体調が良くなかったので喉が締まる感じがして、坂を上りながらこれはやばいかも……と思った。
体調が悪いと言っても気持ち悪かったり頭痛腹痛ではなかったので全然元気に観光してたんだけど、上り坂だけは厳しかった。


石切の後は奈良へ出て、ものすごく久しぶりの東大寺へ。
高校卒業した3月に18きっぷで大阪へ行き、ライブでオールしたあと奈良に来て、東大寺に入ろうかと思ったけどお金無くて拝観料がもったいないから奈良公園のベンチで昼寝したのが一番最近の思い出。若さあふれる行動だな……この時は今は亡き臨時夜行列車の大垣行きを使ったから、2泊してるけど宿に泊まってない。若い。

大仏殿おおきい!!!

さすがあの大仏が入ってるだけあるや……奈良のお寺みんなスケールがでかくて、京都ばっか行ってる時にたまに奈良行くと、やっぱりダイナミックでいいな〜ってなる。それぞれの良さ。

仁王門も、上の方の骨組みの数が全然違う(気がする)


二月堂の方行ったら、全然気付いてなかったけど修二会の頃だった。京都で夕飯予約してるから見られないけど、お水取り今日も見られるらしくてちょっともったいなかったな。今度ちゃんと予定たててこよ。

これ火が着く前の松明

奈良公園といえば鹿。

親子かな?毛繕いしてあげててとてもかわいかった。
でも南大門付近の鹿たちは戦いを生き抜いてきたギャングの精鋭って感じだった。

お気に入りのキッシュ屋さんレ・カーセは、お茶する時間なかったからテイクアウトした。バス待ち中にそのキッシュをよだれだらだらの鹿に間近で見られていた……


夕飯の記録が無いのでどこに行ったか不明だけど、多分いつもどおり御旅屋さん。そしていつもの京博前の宿に徒歩で帰った気がする。40分くらい歩くんだけど、腹ごなしには良いし、静かな道なので楽しいんだよね。


2018.3.11(日)

久しぶりに日中の豊国神社へ行ったのでおみくじ引いたら、大吉なんだけどとにかく「勤勉に働けばお金が入るよ!」みたいなひたすら努力して働けば叶うよ!みたいな感じで、もっと働けってことかー😇てなった。当時も十二分に働いていたのだが……
同行者の姉は何もしなくても幸運が舞い込んでくる感じの超大吉だった笑


今回は鶴丸の写しが見たかったので、いつもどおり京阪で何度目かの藤森神社へ。
鶴丸写しは細身で軽やかな印象だった。
宝物殿に展示してある銃の一言解説に「江戸時代の銃は珍銃が多く……」とあり、珍銃って言い方するんだな〜😌っておもしろくなってしまった。

ねんつるさんのお友達


藤森からまた京阪に乗って、今回は珍しく宇治方面へ。
ランチは六地蔵ピッツェリア・ダ・エンドー😋窯焼きもっちり系ピッツァでとっても好み!

シェフは永福町のピッツェリアで修行されたそうで、色々お話してくれて、人あたりやわらかな素敵な方だった。永福町のピッツェリアは行ったこと無いけど有名なので名前知ってるとこで、京都でその店名を聞くとは思わなかったのでびっくりした。
パンナコッタもカラメルが大人味で美味しかった~しあわせ!


宇治といえば平等院
10代の頃鳳凰堂の中にも入って解説聞いた記憶があるけど、今回はなんの下調べもしてなかったのでお堂に入る予約は終了してて、外から拝見する当時の庶民の気持ち🥺
池の前に立って鳳凰堂を見るとちょうど御本尊の顔だけ見られるようにしてあるのが慈悲深いのだろうけど、ちら見せされるぐぬぬ感というか…いやこれは私の感じ方がいじわるか……
前に来た時は池の改修中でブルーシートだったから、10円玉の姿がちゃんと見られたのはよかったな。

鳳凰堂内の壁面に飛んでいる飛天がかわいくて大好き。これは平等院内にあるミュージアムでも見られるのでありがたい。ミュージアムといいミュージアムショップといい、かなりきれいに現代的に整備されててびっくりした。

鳳凰堂の池とアオサギ先輩。

獅子王の持ち主とされる源頼政のお墓。
平等院の境内で自刃したとは知らなかった。


夕方の宇治川を歩いて駅へ戻り、夜は東山花灯路へ。

ちょうど花灯路に行ったこの日は3月11日で、清水坂の途中にある真福寺大日堂津波で流された陸前高田の松を使って造られた大日如来座像に出会う。普段は人が多いから清水界隈は行かないので、これも何かの巡り合わせだったかな。この日にこのお堂に立ち寄れてよかった。
の大日如来坐像のお話


知恩院阿弥陀堂でもお坊さんのお話の最後で、東日本大震災被災者への哀悼と復興を願って皆で念仏を唱えることができたのでよかったな。それが何になるといえばそうなんだけど、祈らないより祈る方がいいかなと思うので。
阿弥陀堂での説法と木魚ポクポク南無阿弥陀仏唱えるのは滑り込みだった。夜間拝観が基本的に大好きなので、庭園も満喫できて大満足である。

梅がまだ残ってた阿弥陀堂前。

三門はいつみても立派でかっこいい。いつかこの三門に入れるミッドナイト念仏に行きたい。


行く範囲が広かったので珍しく2泊だったのに、2日目の夕飯を決めてなくて、花灯路後は先斗町炭然で肉を食べて飲んだりした。あまりまともな写真が無いけど美味しかったし結構飲んで楽しい気分で帰った♪


2018.3.12(月)

宿からすぐなのでチェックアウト後に三十三間堂へ。
2017年11月に行ってるんだけど、駆け足で見たから補足的にもう一回ゆっくり見たくて行った。
お庭に花がちらほら。サンシュユかな。


お昼は三十三間堂そばのわらじや
いつも宿に行く道にある古いうぞうすいの店で、気になってたのでちょうどいいタイミングだったから入ってみた。古いなと思ってたけど、創業から370年近く経ってるらしく、建物もなかなか年季が入ってる。

メニューはコースのみで、最初にお抹茶、前菜とうなべ、うぞうすい、最後にフルーツという感じだったかな。うなべもうぞうすいも優しいおだしがおいしくて、上品な鰻料理だ〜!という感じ。あったまった。


そして京都旅おなじみ北野天満宮
刀剣乱舞花丸とコラボの展示で北野天満宮の本気を見る。パネルいっぱいあって楽しかった。

梅は遅咲きのはこれからって木もあるけど、だいたい満開から散りかけぐらい。

色んな花が好きだけど、梅は特別好き。
大学受験の頃、既に受験終えてた友達が「試験頑張れ」って庭の早咲きの梅を一枝学校に持ってきて渡してくれたことが思い出深いからかもしれない。


最後は、どうしてもの目的があり安井金比羅宮へ。

ここは縁切で有名だけど、私の目的も例外なくそれ。皆の切実な願いが書かれた御札が山のように貼られた碑はある種異様というか、スピリチュアルな世界とは遠い暮らしをしている私にもなにか「気」のようなものが見える気になる、すごい空間だった……。碑の中心にある穴をくぐって、願い事は完了なんだけど、なんか精神力を使った感あった。
ちなみに、2年後くらいに叶った。コロナでお礼参りに行くのが遅れてしまったけど。

新幹線までは時間があったので、安井金比羅前宮のすぐそばにあるクレープ屋さん、Crêperie GARÇON
でお茶して一息。


とっても美味しかった😋
表面カリッとしてるけど生地自体はもちもちで塩気が結構あって好みのお味。


お腹はここで満たされてるはずなのに、やっぱり新幹線で食べるために伊勢丹地下の魚屋でお寿司買って帰った。今回は行ったこと無いとこや、すごく久しぶりの場所へ色々行けて楽しかったな!